Systeme de reglage de la position du faisceau d'un dispositif a disque optique
专利摘要:
公开号:WO1992006471A1 申请号:PCT/JP1991/001334 申请日:1991-10-03 公开日:1992-04-16 发明作者:Shigenori Yanagi;Makoto Takayanagi;Kikuji Katoh 申请人:Fujitsu Limited;Nippon Telegraph And Telephone Corporation; IPC主号:G11B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 光ディスク装置のビーム位置制御方式 技術分野 [0002] 本発明は、 1つの対物レンズを通してラ イ ト ビームと リ ー ドビームを媒体に照射して書込みと読出しを同時に可能とし た光ディスク装置のビーム位置制御方式に関し、 特に リ一ド ビーム又はライ トビームの独立したト ラ ッキングにガルバノ ミ ラ一を使用した光ディスク装置のビーム位置制御方式に関 する。 背景技術 [0003] 光ディスク装置では、 1つの対物レンズにライ ト ビ一厶と リ ー ドビームを通し、 例えば、 書込み中に即時読出し(V e r i f y Read) を えるようにしている。 [0004] この場合、 ライ ト ビー厶及びリー ドビームはレンズァクチ ユエータにより一体に ト ラ ッキングされ、 同時にリ ー ドビ一 厶はガルバノ ミ ラ 一により ラ イ ト ビ一厶から独立してト ラ ッ キングされる。 このようなリー ドビームをライ ト ビームから 独立して ト ツキングさせるための位置制御は、 リ一ドビー ムの ト ラ ッ キ ングエラ一信号に基づく位置サーボ制御で行う また外乱による振動に起因するガルバノ ミ ラーの余分な動き を抑えるためガルバノ位置信号に基づいてガルバノ ミ ラーを 中心位置に保持する位置口 ック制御が行われる。 しかし、 ト ラ ツキングェラ一信号のゼロ点とガルバノ位置 信号のゼロ点は必ずしも一致しない。 この状態で位置サーボ 制御と同時に位置口ック制御を行っていると、 ァクチユエ一 タに対してゼロ点の不一致に起因して相反する力が加わり、 ト ラ ックジャ ンプした際にサーボ残差 (不完全なサーボ) を 生じてト ラ ックエラーを起こす。 従って、 ト ラ ッキングエラ 一信号による位置サーボとガルバノ位置信号による位置口ッ クとを有効に組み合わせたリ一ドビームの適切な位置制御が 望まれている。 [0005] また、 ガルバノ ミ ラーには種々のケーブル類が接続されて いるが、 このケーブル類の張力に起因して、 位置ロック制御 時の停止点がガルバノ位置信号のゼロ点からずれることがあ る。 従って、 張力を考慮して製造段階でライ ト zリードビー 厶が同じ ト ラ ックに位置するようにガルバノ ミ ラーのサーボ ゲイ ンを調整していても、 経年変化によりゲイ ンが変化する c そのため、 シーク中におけるガルバノ ミ ラーのロック状態で のリードビームの停止点が変化し、 シーク 了時にラィ トビ ームと異なる ト ラ ックに位置づけられ、 その結果リー ドビー ムの補正シークを必要とする。 そこで、 ガルバノ ミ ラーに機 械的なオ フセ ッ トがあっても、 シーク終了時にラ イ ト ビー厶 と同一の ト ラ ッ クにリードビームを正確に位置づけできる リ 一ドビーム制御が望まれている。 [0006] さらに、 ト ラ ツキング制御中にサーボ系が暴走を起こすと ガルバノ ミ ラーが異常に偏向した状態となる。 この時、 トラ ッキングエラー信号はミ ラ一の異常偏向によりゼロとなって しまい、 ト ラ ッキングエラーなしの状態と同じになり、 異常 と区別できずサ一ボエラーを検出できないという問題がある < 従って、 ガルバノ ミ ラ一の異常偏向を検知して適切な回復措 置を取ることが望まれている。 [0007] さらに、 ガルバノ ミ ラ一の位置に応じてリー ドビ一ムから 得られた ト ラ ッキングエラー信号にオフセッ トを生じ、 リー ドビームがオフ ト ラ ック してしまう恐れがあり、 ガルバノ ミ ラー位置に起因したオフセッ トを除去することが望まれる。 発明の開示 [0008] 1つの対物レンズを通してラィ トビ一厶と リー ドビームを 媒体に照射して書込みと読出しを同時に可能とし、 リー ドビ —ムの ト ラ ツキングにガルバノ ミ ラ一を使用した光デイ スク 装置のビーム位置制御方式において、 [0009] 本発明の 1つの目的は、 ビーム変向手段であるガルバノ ミ ラーにおいて位置サーボ制御と位置口 ック制御の競合に基づ く '!ー ドビームのト ラ ッキングエラ一を防止し、 かつ外乱振 [0010] 1jに対する安定性を向上させることにあり、 [0011] 本発明の他の目的は、 ガルバノ ミ ラ一の機械的なオフセ ッ トを除去してライ トビ一ムのシーク動作にリードビームを正 確に追従させ、 ラ イ ト ビー厶及びリ ー ドビームのアクセス時 間を短縮することにあり、 [0012] 本発明のさらに他の目的は、 リー ドビームを ト ラ ッキング 制御するサーボ系の暴走によるガルバノ ミ ラーの異常偏向を 検知して正確に ト ラ ッキング制御することにあり、 本発明のさらに他の目的は、 ガルバノ ミ ラーの位置に応じ て生じる リードビームのトラ ツキングェラ一信号のォフセッ トを除去することにある。 [0013] 本発明の 1つの態様は、 オン トラ ック時、 シーク時、 シー ク終了引き込み時、 ライ トビームとリードビームの位置ずれ 時等に、 最適なリードビームの位置制御ができるように、 ガ ルバノ ミ ラ一の位置サーボ制御と位置口ック制御の両方を有 効、 或いはいずれか一方を有効、 更には両方を無効とする切 替制御を行うことを特徴とする。 [0014] 本発明の他の態様は、 装置の電源投入時或いはリ ト ライ時 等にガルバノ ミ ラ一を位置口ック状態とし、 このとき出力さ れているガルバノ位置信号を読み込んでゼ口とするオフセ ッ ト信号を求め、 ライ トビームのシーク中におけるガルバノ位 置ロ ッ ク状態でのォフセッ トを加算することによりガルバノ 位置信号のオフセッ トを除去することを特徴とする。 [0015] 本発明のさらに他の態様は、 リ一ドビームのト ラ ツキング 制御に用いる トラ ツキングェラ一信号がしきい値以上になる ような異常を検出すると同時に、 ガルバノ ミ ラ ーを中心位置 に保持する位置口ック制御に用いるガルバノ位置信号がしき い値以上になるような異常を検出したときには、 トラ ツキン グ制御するサーボ系の暴走によりガルバノ ミ ラ一が異常に偏 向した状態と判断することを特徴とする。 [0016] 本発明のさらに他の態様は、 リードビームの ト ラ ッキ ング ェラ一信号にガルバノ位置信号を加算してオフセ ッ トを除去 するように構成し、 さらにレンズ位置信号を加算するオフセ ッ ト除去を加えることを特徵とする。 図面の簡単な説明 [0017] 図 1 Aは本発明を適用する光学へッ ドの要部構成図、 図 1 Bは本発明の 1つの態様の原理構成図、 [0018] 図 2は本発明を適用する光学へッ ドの固定光学系と移動光 学系の構成図、 [0019] 図 3は本発明を適用するへッ ド光学系の構成図、 [0020] 図 4は本発明を適用するレンズァクチュェ一タの組立分解 図、 [0021] 図 5は図 4のァクチユエ一夕回転側説明図、 [0022] 図 6は本発明によるガルバノ位置信号の特性図、 [0023] 図 7は図 1 Bの発明のビーム位置制御の全体構成図、 図 8は図 1 Bの発明のリ一ドサーボ部の実施例構成図、 図 9は図 1 Bの発明のモー ド 1制御の動作フローチャー ト, 図 1 0は図 1 Bの発明のモー ド 2制御の動作フローチャー 卜、 [0024] 図 1 1 は図 1 Bの発明のモー ド 3制御の動作フローチャー 図 1 2 は図 1 Bの発明のモー ド 4制御の動作フローチャー 図 1 3は図 1 Bの発明のモード 5制御の動作フローチャー h、 [0025] 図 1 4 A , 1 4 Bは図 1 Bの発明のモー ド 6制御の動作フ 口一チヤ一ト、 図 1 5は従来の 2 ビーム方式の光学へッ ドの固定光学系と 移動光学系の構成図、 [0026] 図 1 6は従来方式の構成図、 [0027] 図 1 7は本発明の他の態様の原理構成図、 [0028] 図 1 8は図 1 7の発明のリ一ドサーボ部の実施例構成図、 図 1 9は図 1 Ίの発明のガルバノ オフセッ ト調整処理フ口 一チャ ー ト、 [0029] 図 2 0は図 1 7の発明の実施例構成図、 [0030] 図 2 1 は本発明のさらに他の態様の原理構成図、 [0031] 図 2 2は図 2 1の発明のビーム位置制御の全体構成図、 図 2 3は図 2 1の発明の実施例構成図、 [0032] 図 2 4は図 2 1の発明のガルバノ偏向に対する信号波形図、 図 2 5は図 2 1の発明のビーム位置制御の一例を示す動作 フ ローチヤ一ト、 図 2 6は図 2 1の発明のビーム位置制御の他の例を示す動 作フローチヤ一ト、 [0033] 図 2 7は本発明のさらに他の態様の原理構成図、 [0034] 図 2 8は図 2 7の発明の実施例構成図、 [0035] 図 2 9は図 2 7の発明のオフセッ ト処理の説明図、 及び 図 3 0は従来方式の説明図である。 発明を実施するための最良の形態 [0036] 図 1 Bに示す本発明の 1つの態様を説明する。 説明の前に 図 1 5 により従来の 2 ビーム方式の光学へッ ドの固定光学系 と移動光学系の構成について説明する。 図 1 5において、 1 6は媒体 (例えば光磁気ディスク) で あり、 光磁気ディスク 1 6に対しては固定光学系 1 8— 1 と- ト ラ ッ クを横切る方向に V C Mポジショナ等により移動自在 なキヤ リ ッ ジ 3 6に搭載された移動光学系 1 8 - 2が設けら れる。 [0037] 固定光学系 1 8— 1 には、 リー ド用の半導体レーザ 3 8と ライ ト用の半導体レーザ 4 0が設けられる。 半導体レーザ 3 8からのリ一ドビーム 1 2はリー ド光学系に設けられたガル バノ ミ ラー 2 0で反射された後、 移動光学系 1 8— 2のレン ズァクチユエータ 3 4の対物レンズ 1 0を通って光磁気ディ スク 1 6上に照射される。 光磁気ディスク 1 6からの戻りビ ームはリ ー ド光学系を通って ト ラ ツキングエラ一検出用の 2 分割受光素子を用いた ト ラ ッキングェラ一検出器 2 6に入射 される。 [0038] —方、 ラィ ト用の半導体レーザ 4 0からのライ ト ビ一ム 1 は、 移動光学系 1 8— 2の対物レンズ 1 0を通って光磁気 ディスク 1 6に照射され、 戻りビームはト ラ ッキングエラー 検出用の 2分割受光素子を用いた ト ラ ツキングェラ一検出器 4 2に入射される。 [0039] ガルバノ ミ ラ一 2 0はミ ラ一駆動手段と してのァクチユエ ータコイル 2 2により回転駆動され、 リー ドビーム 1 2を ト ラ ックを橫切る方向に移動させる。 またガルバノ ミ ラー 2 0 の位置は位置検出器 2 4で検出される。 [0040] 図 1 6は従来のリ一ドビーム位置制御方式の構成図である。 図 1 6において、 まずト ラ ッキングエラ一信号に基づき リ ードビームをト ラ ツキング制御する位置サーボループは、 ト ラ ッキングエラ一検出器 2 6、 位置サーボ回路 2 8、 加算器 4 4、 ノ、。ヮ一ア ンプ 4 6及びァクチユエ一タコ イ ル 2 2で構 成され、 ト ラ ッキングエラー信号 T E Sを零とするようにビ ーム位置を制御してリードビームをオ ントラックさせる。 ま たガルバノ ミ ラーの位置信号に基づきガルバノ ミ ラー 2 0を 中立位置に保持させる リ一ドビームの位置口ックループは、 位置検出器 2 4、 位置口 ック回路 3 0、 加算器 4 4、 パワー ア ンプ 4 6及びァクチユエータコ イ ル 2 2で構成され、 外乱 振動を受けてもガルバノ ミ ラー 2 0を位置信号 G P 0 Sを零 とするように、 即ちガルバノ ミ ラー 2 0を中立位置に保持す るように位置口ック制御する。 [0041] しかしながら、 このような従来のリ一ドビームの位置制御 方式にあっては、 ト ラ ッキングエラー信号 T E Sによる位置 サーボ制御 (ト ラ ッキング制御) とガルバノ位置信号 G P O Sによるガルバノ ミ ラ一の位置口 ック制御の競合により リー ドビームを位置制御した場合、 オ ント ラック状態となる ト ラ ッキングエラー信号 T E Sのゼ π点とガルバノ ミ ラー 2 0の 中立位置となる位置信号 G Ρ 0 Sのゼロ点とは必ずしも一致 せず、 ゼ口点の不一致に起因して互いに合い反する力をガル バノ ミ ラー 2 0に加えることとなる。 例えばト ラ ツキングェ ラー信号 T E Sをゼロ点になるようにァクチユエータコ イ ル 2 2を駆動すると、 そのとき例えばゼ σ点にあった位置信号 G Ρ 0 Sが増加し、 次の段階では位置信号 G Ρ 0 Sをゼロ点 に抑えるように逆の力を加えることとなる。 その結果、 シー ク動作により ト ラ ックジャ ンプを行った際の目標ト ラ ッ クへ のビーム引込み時等にサーボ残差 (不完全なサーボ) を生じ、 ト ラ ッ ク ジャ ンプェラ一を起こ してしまう問題があった。 [0042] 本発明の 1つの態様は、 このような従来の問題点に鑑みて なされたもので、 ガルバノ ミ ラーの位置サーボ制御と位置口 ッ ク制御の競合による リー ドビームのト ラ ックエラ一を防止 すると共に外乱振動に対する安定性を向上することを目的と する。 [0043] 以下、 本発明の 1つの態様について詳細に説明する。 [0044] 図 1 Aは本発明を適用する光学へッ ドの要部構成図、 図 1 [0045] Bは本発明の 1つの態様の原理構成図である。 [0046] まず本発明は、 次の構成を備えた光ディスク装置を対象と する。 [0047] 即ち、 本発明の対象とする光ディスク装置は、 [0048] 1 つの対物レンズ 1 0 に リ ー ドビーム 1 2 とライ ト ビー厶 1 4を含む少なく とも 2本のビームを通し、 該複数のビーム により同時に媒体 1 6に情報の書込みと読出しを行う光学へ ッ ド 1 8と ; [0049] 対物レンズ 1 0の駆動により前記複数のビームを同時に媒 体ト ラ ックを横切る方向に移動させるレンズ駆動手段 3 4 と ; ビームの向きを変える変向手段と してのガルバノ ミ ラ一 2 [0050] 0の駆動により前記リー ドビーム 1 2を媒体ト ラ ックを橫切 る方向に移動させるガルバノ ミ ラー駆動手段 (変向駆動手段) 2 2 と ; [0051] ガルバノ ミ ラ一 2 0の位置を検出して位置信号 (G P 0 S ) を出力する位置検出手段 2 4と ; [0052] リー ドビーム 1 2の媒体戻り光に基づいて検出した トラ ッ キングエラ一信号 (TE S 1 ) を出力する トラ ッキングエラ 一検出手段 2 6と ; [0053] ト ラ ツキングェラ一信号 (T E S 1 ) に基づいたガルバノ ミ ラー 2 0の駆動でリードビーム 1 2をト ラ ツキング制御す る位置サ一ボ手段 2 8と ; [0054] ガルバノ位置信号 (G P O S) に基づいてガルバノ ミ ラー 2 0を所定位置に保持制御する位置口 ック手段 3 0と ; を備 る。 [0055] このような光ディスク装置のビーム位置制御装置において、 本発明の 1つの態様におけるビーム位置制御方式にあっては、 位置サーボ手段 2 8による位置サーボ動作をォン、 オフする 第 1サーボスイ ッチ SW1と、 位置口ック手段 3 0による位 置ロ ック動作をォン、 オフする第 2サ一ボスイ ッチ SW2と, ビーム位置の制御状態に応じて第 1及び第 2サーボスィ ツチ SW 1 , SW2のオ ン、 オフ制御により位置サ一ボ動作と位 置口ック動作の両方又はいずれか一方を有効とするか、 更に は両方を無効とするように切替制御する制御手段 3 2を設け たことを特徴とする。 [0056] 具体的には次のモー ド 1〜6の内容をもつ。 [0057] 〔モー ド 1〕 [0058] 制御手段 3 2は、 第 1サーボスィ ツチ SW 1のオフによる 位置サーボ動作の解除時は、 第 2サーボスィ ツチ SW2をォ ンして位置口ック動作を有効とする。 〔モード 2〕 [0059] 制御手段 3 2は、 リー ドビーム 1 2 のシーク動作を終了し て目標ト ラ ックに引込む際には、 第 1及び第 2サーボスィ ッ チ S W 1 , S W 2をオンして位置サ一ボ動作と位置ロック動 作の両方を有効とし、 該引込み完了で第 2サーボスイ ッチ S W 2をオフして位置サーボ動作のみに切替える。 [0060] 〔モー ド 3〕 [0061] 制御手段 3 2は、 リ一ドビーム 1 2の位置サーボ動作中に ライ トビ一ム 1 4のみをト ラ ックジャ ンプさせる際には、 サ 一ボスイ ッチ S W 1をジヤ ンプ終了までオフしてジャ ンプ中 における リ一ドビーム 1 2の位置サーボ動作及び位置 α ック 動作の両方を解除してガルバノ ミ ラー 2 0を無制御とする。 〔モー ド 4〕 [0062] このモー ド 4では新たにガルバノ ミ ラ一駆動手段 2 2に対 しフ ォ ワー ド方向の駆動信号 ( + V ) を印加する第 3サーボ スィ ッ チ S W 3と ひバース方向の駆動信号 (一 V ) を印加す る第 4サーボスィ ツチ S W 4が加えられる。 [0063] そして制御手段 3 2は、 リー ドビーム 1 2の位置サーボ動 作中に該リ一 ドビーム 1 2のみをト ラ ックジャ ンプさせる際 には、 サーボスイ ッチ S W 1 , S W 2をオフして位置サ一ボ 動作及び位置ロック動作の両方を解除した状態で、 第 3サー ボスィ ツチ S W 3又は第 4サ一ボスィ ツチ S W 4を制御する。 〔モード 5〕 [0064] 制御手段 3 2は、 サーボスイ ッチ S W 1のオンにより リー ドビーム 1 2の位置サーボ動作を行っている際に、 位置検出 手段 2 4からの位置信号 (GP O S) を取り込み、 この位置 信号 (GP O S) をサーボスイ ッチ S W 2のオンによる位置 ロ ッ ク状態で変らないようにするオフセッ ト信号 (G L K) を予め求める。 [0065] 次にライ トビーム 1 4のみをト ラ ッ クジャ ンプさせる際に は、 サーボスイ ッチ S W 1をジヤ ンプ終了までオフしてジャ ンプ中における リ ードビーム 1 2の位置サーボ動作を解除し、 同時に前記オフセッ ト信号 (GLK) を印加してガルバノ ミ ラー 2 0をオフセッ ト状態に位置口ック制御する。 この状態 はリ一ドビームとライ トビームの相対位置に変化が生じない。 最終的に ト ラ ックジャ ンプの終了で第 2サーボスィ ツチ S W2をオフすると共に第 1サーボスィ ツチ SW 1をオンして 位置サーボ動作に切替える。 [0066] 〔モー ド 6の 1〕 [0067] モー ド 4と同様にガルバノ ミ ラ一駆動手段 2 2に対しフ ォ ヮ一 ド方向の駆動信号 (+ V) を印加する第 3サーボスィ ッ チ SW 3と リバース方向の駆動信号 (— V) を印加する第 4 サーボスィ ツチ SW4を新たに設ける。 [0068] 制御手段 3 2は、 書込み動作中の即時読出しを行う際に、 上位装置から リ ー ドビーム 1 2とライ トビーム 1 4の位置ず れに対し異なるディ ファ レンスのシーク命令を受けた場合、 該シーク命令におけるライ ト ビーム 1 4のデフア レンスがゼ 口であった時には、 サ一ボスィ ツチ SW 1をオフしてリード ビーム 1 2の位置サーボ動作及び位置口ック動作の両方を解 除した状態で、 第 3サーボスィ ツチ SW3又は第 4サ一ボス イ ッチ S W 4を制御する。 [0069] 〔モー ド 6の 2〕 [0070] 制御手段 3 2は、 書込み動作中の即時読出しを行う際に、 上位装置からリ一ドビーム 1 2とラ イ ト ビーム 1 4の位置ず れに対し異なるディ フ ァ レンスのシーク命令を受けた場合、 このシーク命令におけるライ トビーム 1 4のディ フ ァ レンス が零でなかった時には、 サ一ボスィ ツチ SW 1のオンによる リ一ドビーム 1 2の位置サーボ動作状態で位置検出手段 2 4 からの位置信号 (G P O S) を取り込み、 該位置信号 (G P 0 S ) が位置 πック状態で変らないようなォフセッ トを求め, 更にラィ トビームと リ一ドビームのディ ファ レンスの差に相 当するォフセッ トを加えて位置口ックするとライ トビームと の相対距離を保ったまま リ一ドビームを移動できるようなォ フセ ッ ト信号 (G L K) を求める。 [0071] 続いてラ イ ト ビー厶 1 4の ト ラ ッ ク ジャ ンプ中はサーボス イ ッチ SW 1をオフ してリードビーム 1 2の位置サーボ動作 を解除し、 同時に予め求めたオフセッ ト信号 (G L K) を印 加してガルバノ ミ ラー 2 4をオ フセ ッ ト状態に位置口 ック制 御する。 [0072] そして最終的に ト ラ ックジャ ンプの終了で第 2サ一ボスィ ツチ SW2をオフすると共に第 1サーボスィ ツチ SW 1をォ ンして位置サーボ動作に切替える。 [0073] このような構成を備えた本発明の 1の態様による光ディス ク装置のビーム制御方式によれば、 オ ン ト ラ ッ ク時、 シーク 時、 シーク終了引込み時、 ラ イ ト ビームと リー ドビームの位 置ずれ時等に、 最適なリ一ドビームの位置制御ができるよう に、 ガルバノ ミ ラーの位置サーボ制御と位置ロ ッ ク制御の両 方を有勃、 或いはいずれか一方を有劲、 更には両方を無効と するよう切替制御することで、 ト ラ ッキングエラー信号 T E Sの零点とガルバノ位置信号 G P 0 Sの零点が一致していな くても、 ト ラ ックジヤ ンプ時のリ ードビームのサーボ残差を 起こすことなく正確に目標トラ ックにオン ト ラ ックでき、 同 時に外乱振動に対するガルバノ ミ ラーの不要な動きを確実に 防止して安定したリ一ドビームの位置制御を実現する。 [0074] 図 2は本発明の光ディス ク装置に使用される光学へッ ドの 構成を平面的に示した説明図であり、 媒体として光磁気ディ スクを使用している。 [0075] 図 2において、 光学へッ ドは装置筐体に固定された固定光 学系 1 8— 1 と、 V C Mポジショ ナにより駆動されるキヤ リ ッジ 3 6に搭載されて光磁気ディスク 1 6のトラ ックを横切 る方向に移動される移動光学系 1 8— 2で構成される。 [0076] 固定光学系 1 8— 1 には波長 7 8 0〜 7 8 9 nmのリ一ドビ ー厶 1 2を発射する半導体レーザ 3 8と、 波長 8 3 6〜 8 4 5 nmのラィ トビーム 1 4を発射する半導体レーザ 4 0 と、 ラ ィ ト ビームと同じ波長 8 3 6〜 8 4 5 nmのィ レ一ズビーム 1 5を発射する半導体レーザ 1 8 0が設けられる。 [0077] 半導体レーザ 3 8からのリードビーム 1 2はガルバノ ミ ラ - 2 0を介して移動光学系 1 8— 2の方向へ出射され、 キャ リ ッジ 3 6に搭載されたレンズァクチユエ一夕 3 4— 1 に設 けている対物レンズ 1 0— 1を通って光磁気ディスク 1 6に 照射される。 光磁気ディスク 1 6からのリードビーム 1 2の 戻り光は対物レンズ 1 0— 1を通って固定光学系 1 8— 1 に 戻り、 ガルバノ ミ ラー 2 0で反射された後に分離され、 リ一 ドビームの ト ラ ツキング信号 T E S 1の検出及び R F 1信号 の再生を同時に行なう 2分割受光素子を用いた ト ラ ッ キ ング エラー検出器 2 6に入射され、 更に F R 2信号再生用の受光 器 1 0 2にも入射される。 [0078] 半導体レーザ 4 0からのライ トビーム 1 4は固定光学系 1 8― 1から移動光学系 1 8— 2のレンズァクチユエータ 3 4 一 1 に設けた対物レンズ 1 0— 1を通って光磁気ディスク 1 6に照射され、 光磁気ディスク 1 6からの戻り光は同じ経路 を経て固定光学系 1 8— 1 に戻り、 分離された後に ト ラ ツキ ングェ ラ一検出信号 T E S 2 を検出するための ト ラ ッ キ ング エ ラ 一検出器 4 2、 及びフ ォ ーカスエラ ー信号 F E S 1を検 出するための受光器 6 5に入射される。 [0079] 更に、 半導体レーザ 1 8 0からのィ レーズビーム 1 5は移 動光学系 1 8— 2 のキャ リ ッ ジ 3 6 に独立して設けたィ レー ズ用のレンズァクチユエータ 3 4— 2 の対物レンズ 1 0— 2 を通して光磁気ディス ク 1 6に照射され、 戻り光は固定光学 系 1 8— 1 内で分離されてィ レ一ズ用のト ラ ッ キ ングエラー 信号 T E S 3を検出する トラ ッキングエラ一検出器 7 0、 及 びフ ォ ーカスエラ一信号 F E S 2を検出するための受光器 Ί に入射される。 [0080] 移動光学系 1 8— 2 のキ ャ リ ッ ジ 3 6 に搭載されたレンズ ァクチユエータ 3 4— 1 , 3 4— 2は、 この実施例にあって は対物レンズ 1 0— 1 , 1 0— 2を、 光磁気ディスク 1 6の ト ラ ックを横切る方向とディスク面に対し遠ざけたり近づけ たりする方向の 2方向に移動できる二次元揺動型のレンズァ クチュエータを使用している。 [0081] 図 4は図 2のレンズァクチユエ一夕 3 4 - 1を取り出して 示した組立分解図であり、 ベース 7 4上に磁気回路 7 5を固 定しており、 磁気回路 7 5の中央に摺動軸 7 6を起立してい る。 このベース 7 4側の固定部に対し可動部として回転ァー ム 8 0が設けられ、 回転アーム 8 0の下側の円筒部の周囲に ト ラ ッキングコ イ ル 7 8及びフ ォ ーカスコ イ ル 9 0を装着し ている。 回転アーム 8 0の端部には対物レンズ 1 0— 1が装 着され、 反対側にはバラ ンス用のウェイ ト 8 5が装着されて いる。 回転アーム 8 0の中心は中心軸穴によりベース 7 4側 の摺動軸 7 6に嵌め入れられ、 回転アーム 8 0は軸回りに回 転できると同時に軸方向に摺動できる。 [0082] 図 5は図 4の可動部を取り出して示したもので、 レンズァ クチユエ一夕 3 4— 1の中立位置に対する回転方向の回転量 を検出するレンズ位置検出器 6 2の構造を示している。 即ち、 レンズ位置検出器 6 2は回転アーム 8 0 の対物レンズ 1 0― 1の装着位置と反対側の端面下部にスリ ッ ト穴を備えたス リ ッ ト板 8 2を装着し、 内側に固定された発光部 8 6からの光 をス リ ッ ト穴を通して 2分割受光器 8 8に入射している。 こ のため、 中立位置で 2分割受光器 8 8の 2つの受光部の受光 量は等しいが、 回転アーム 8 0が回動すると回動側に位置す る一方の受光部の受光量が増え、 反対側の受光部の受光量が 減少するようになり、 2つの受光部の差信号と してのレ ンズ 位置検出信号 L P 0 Sが得られる。 [0083] 次に、 図 3を参照して図 2に示したへッ ド光学系の詳細を 説明する。 [0084] まず、 リードビーム 1 2のへッ ド光学系は次のようになる, 半導体レーザ 3 8からの光はコ リ メ 一 ト レンズ 9 2で平行ビ ームに変換された後、 プリ ズム 9 3で光路を変更され、 ビー ムスプリ ッタ 9 4を通ってガルバノ ミ ラー 2 0に入射される < ガルバノ ミ ラー 2 0で反射されたビームはダイ クロイ ック ミ ラー 9 6で反射され、 図 2の移動光学系の対物レンズ 1 0— 1を通って光磁気ディス ク 1 6に入射される。 光磁気ディス ク 1 6からの戻り光はダイ クロイ ツク ミ ラー 9 6、 ガルバノ ミ ラ一 2 0を通つてビームスプリ ッタ 9 4に入射し、 ビーム スプリ ッタ 9 4で直交する方向に反射され、 偏光ビームスプ リ ツ タ 9 8に入射し、 偏光ビームスプリ ツ タ 9 8内で 2つに 分離されてト ラ ッキングエラー検出器 2 6及び受光器 1 0 2 に入射される。 ト ラ ッキングエラー検出器 2 6はプッ シュプ ル法 (フ ァ ーフ ィ ール ド法) に従って リ ー ドビーム 1 2に基 づく ト ラ ッキンクエラー信号 TE S 1 と R F 1信号の受光信 号を出力する。 受光器 1 0 2は R F 2信号を出力する。 この ト ラ ッキングエラー検出器 2 6及び受光器 1 0 2から得られ た R F 1信号と R F 2信号の減算により光磁気再生信号 MO を得ると共に、 両者の和によりプリ フ ォ ーマツ ト部分の凹凸 による強度を示す I D信号を得る。 即ち、 [0085] MO=R F l -R F 2 I D=R F 1 +R F 2 [0086] として光磁気信号 MO及びプ 1) フ ォ ーマ ツ ト部分の I D信号 を得ることができる。 [0087] 次に、 ライ トビーム 1 4の光学系を説明する。 [0088] 半導体レーザ 4 0からデータビッ ト 1 , 0に応じてパルス 発光されたビーム光は、 コ リ メ 一ト レンズ 1 0 8で平行ビー ムに変換された後、 偏光ビームスプリ ッタ 1 1 0、 λΖ4板 1 1 2、 色補正プリ ズム (C C Ρ) 1 1 4及びダイ クロイ ツ ク ミ ラー 9 6を通って図 2の移動光学系の対物レンズ 1 0— 1に与えられ、 対物レンズ 1 0— 1を通って光磁気ディスク 1 6に照射される。 光磁気ディスク 1 6からの戻り光は同じ 経路を経て偏光ビームスプリ ツタ 1 1 0に入射し、 偏光ビー ムスプリ ッタ 1 1 0で直交する方向に反射され、 ローパスフ ィ ルタ 1 1 5を通ってフーコ一光学部 1 1 6に入射する。 フ ーコ一光学部 1 1 6はフーコ ー法によりフ ォ ーカスエラー信 号 F E S 1を得るために設けられており、 フーコー光学部 1 1 6からのビームは受光器 6 5に入射され、 ライ トビーム 1 4に関するフ ォ ーカスエラ一信号 F E S 1及びト ラ ックプリ フ ォ ーマツ トの凹凸に応じた光強度に対応する I D信号を生 成する。 また、 フーコー光学部 1 1 6内で直交する方向に反 射されたライ トビーム 1 4の戻り光はト ラ ッキングエラー検 出器 4 2に与えられ、 プッ シュプル法 (フ ァ ーフ ィ ール ド法) に従ったラ イ ト ビーム 1 4の ト ラ ッ キ ングエラ ー信号 TE S 2を得る。 ここで、 口 一パスフ ィ ルタ 1 1 5を設けている理 由は、 ライ ト動作と同時にリードビームによる即時読出しを 行なうと、 光磁気ディスク 1 6より ラ イ ト ビーム 1 4と同時 にリー ドビーム 1 2の各戻り光を受けることから、 口一パス フ ィ ルタ 1 1 5により波長の長いラィ ト ビ一厶 1 4の戻り光 のみを透過し、 波長の短いリードビーム 1 2の戻り光を遮断 するようにしている。 [0089] 次に、 ィ レーズビーム 1 5の光学系を説明する。 [0090] 半導体レーザ 1 8 0からの光はコ リメ一ト レンズ 1 1 8で 平行ビームに変換された後、 偏光ビームスプリ ツタ 1 2 0及 び; I Z 4板 1 2 2を通って図 2の移動光学系側の対物レンズ 1 0— 2に与えられ、 光磁気ディスク 1 6に照射される。 光 磁気ディスク 1 6からの戻り光は偏光ビームスプリ ツタ 1 2 0で直交する方向に反射された後、 フーコ一光学部 1 2 4を 通って受光器 7 2に入射され、 受光器 7 2の受光出力に基づ きィ レーズビーム 1 5に関するフ ォ ーカスエ ラ ー信号 F E S 2 と ト ラ ッ クプリ フ ォ ーマ ツ ト部の光強度に応じた I D信号 を得る。 また、 フーコ一光学部 1 2 4で分離された戻りビー ムは ト ラ ツキングェラ一検出器 7 0に入射され、 プッ シュプ ル法 (フ ァ ーフ ィ ール ド法) に従ったィ レーズビーム 1 5 の ト ラ ッキングエラ一信号 T E S 3を得る。 [0091] 更に、 リ ー ドビーム 1 2の光学系に設けられたガルバノ ミ ラー 2 0に対しては、 ミ ラー位置を検出するため半導体レー ザ 1 0 4 、 コ リ メ ー ト レンズ 1 0 5及び 2分割受光器 1 0 6 で構成される位置検出器 2 4が設けられる。 即ち、 半導体レ —ザ 1 0 4で発射された光はコ リ メ 一 ト レンズ 1 0 5で真円 ビームに変換された後、 ガルバノ ミ ラ一 2 0の背面で反射さ れ、 2分割受光器 1 0 6に入射する。 2分割受光器 1 0 6に は図 5に示したレンズァクチユエ一タの 2分割受光器 8 8と 同様、 ガルバノ ミ ラー 2 0の中立位置で 2つの受光器の受光 量は等しいが、 ガルバノ ミ ラー 2 0が回動すると回転側に位 置する一方の受光部の受光量が増え、 反対側の受光部の受光 量が減少するようになる。 そして 2つの受光部の受光出力の 差としてガルバノ信号 G P 0 Sが検出され、 図 6に示すよう に、 例えばリードビーム 1 2を光磁気ディスクのィ ンナー側 に移動したときにプラス側に増加し、 ァウタ一側に移動した ときにマイナス側に増加する信号出力が得られる。 [0092] 図 7 は図 2 , 3に示した光学へッ ドにおけるリードビーム 1 2、 ラ イ ト ビー厶 1 4及びィ レーズビーム 1 5の 3本のビ ームを位置制御するための全体的な装置構成図である。 [0093] 図 7において、 リードビーム 1 2に対応してリードビーム 制御部 4 8が設けられ、 ライ トビーム 1 4に対応してラィ ト ビーム制御部 5 0が設けられ、 更にィ レーズビーム 1 5に対 応してィ レーズビーム制御部 5 2が設けられる。 [0094] リ一ドビーム制御部 4 8はト ラ ッ キ ングエラ一検出器 2 6 からのト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 と位置検出器 2 4か らのガルバノ位置信号 G P 0 Sに基づいてビームの向きを変 える変向手段としてのガルバノ ミ ラー 2 0を駆動するァクチ ユエータコ イ ル 2 2をサーボ制御する。 即ち、 ト ラ ッキング エ ラ一検出器 2 6、 位置サーボ回路 2 8、 加算器 4 4、 パヮ 一アンプ 4 6及びァクチユエータコイル 2 2によってト ラ ッ キングエラー信号 T E S 1を零とするようにライ トビ一ム 1 2を位置制御する位置サーボループが形成される。 また、 位 置検出器 2 4、 位置ロ ッ ク回路 3 0、 加算器 4 4、 パワーァ ンプ 4 6及びァクチユエータコイル 2 2 によりガルバノ ミ ラ - 2 0をガルバノ位置信号 G P 0 Sが零となる中立位置に口 ックするための位置口 ックサーボル一プを形成している。 リ 一ドビーム制御部 4 8に設けた位置サ一ボ回路 2 8と位置口 ック回路 3 0は制御手段としてのプロセッサ (M P U ) 3 2 によりサーボ制御を有効とするか否かのォン、 ォフ切替制御 を受け、 後のモー ド 1 〜 6に示す制御に従ったサーポオン、 ォフを受ける。 [0095] ライ トビーム 1 4を位置制御するラィ トビーム制御部 5 0 には、 ト ラ ッキングエラ一検出器 4 2、 位置サ一ボ回路 5 6 , ノヽ。ヮーアンプ 5 8及びレンズァクチユエ一タの ト ラ ッキング コイ ル 7 8で成るライ ト ビ一厶 1 4から得られた ト ラ ツキン グエラー信号 T E S 2を零とするようにレンズァクチユエ一 タを制御する位置サーボループが設けられる。 また、 位置検 出器 6 2、 位置口ック回路 6 4、 パワーアンプ 6 6、 移動光 学系のキャ リ ッ ジ 3 6を駆動する V C Mポジショナ 6 8で成 る位置 u ッ クサーボループが設けられる。 この位置口 ックサ —ボループは、 例えばト ラ ッキングエラ一信号 T E S 2に基 づく ライ ト ビ一厶 1 4のレンズァクチユエータによるビーム 位置制御でレンズァクチユエ一タが中立位置から動いたとき にレンズァクチユエータを中立位置に戻すように V C Mポジ ショナ 6 8を制御するようになる。 [0096] 更にィ レーズビーム制御部 5 2 については、 ライ ト ビーム 制御部 5 0における位置口ッ クサーボループを除いたィ レー ズビームから得られた ト ラッキングエラ一信号 T E S 3に基 づく位置サーボループが設けられる。 [0097] この図 7に示す各ビームを位置制御する制御部につき本発 明にあっては、 リードビーム制御部 4 8による リードビーム の位置制御を対象とするものである。 勿論、 ライ ト時に即時 読出しを行なうことから、 リードビームとライ トビームの両 方を同時に制御する位置制御を含むものでもある。 [0098] 図 8は図 7に示した本発明のリ一ドビーム制御部 4 8の具 体的な実施例構成図である。 [0099] 図 8において、 まず位置サーボループを説明すると、 トラ ッキングェラ一検出器 2 6は 2分割受光器 1 0 0 と減算器 1 3 0により リードビーム 1 2の戻り光からプッ シュプル法 (フ ァ ーフ ィ ールド法) に基づき、 トラッキングエラー信号 T E S 1を検出する。 即ち、 プッ シュプル法はディスク上の 案内溝で反射回折された光をト ラ ック中心に対し对称に配置 された 2分割受光器 1 0 0上の 2つの受光部での出力差とし てト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1を取り出す。 ト ラツキン グェラ一検出器 2 6からのト ラッキングエラ一信号 T E S 1 は図 7の位置サーボ回路 2 8に含まれる位相補償回路 2 8— 1 に与えられ、 位相補償回路 2 8— 1 においてサーボ帯域の 高域部分のゲイ ンを上げる位相進み補償を受ける。 ここで位 相補償回路 2 8— 1を含んだ位置サーボ回路 2 8は図 1 Bの 原理図の位置サーボ手段に相当する。 位相補償回路 2 8 一 1 の出力はサーボスィ ツチ S W 1、 加算器 1 3 2 , 4 4、 更に ノ、。ヮ一ア ンプ 4 6を介してァクチユエータコイル 2 2に与え られる。 [0100] 次に位置ロッ クサーボループを説明すると、 位置検出器 2 4は 2分割受光器 1 0 6 と減算器 1 3 4で構成され、 例えば 図 6に示した特性のガルバノ位置信号 G P O Sを出力する。 位置検出器 2 4からのガルバノ位置信号 G P 0 Sは加算器 1 3 6を介して図 1 Bの原理図における位置口ッ ク手段に相当 する図 7の位置口 ック回路 3 0に含まれる位相補償回路 3 0 一 1 に与えられ、 サーボ帯域の高域部分についての進み位相 補償を受ける。 位相補償回路 3 0— 1の出力はサ一ボスイ ツ チ S W 2、 加算器 4 4、 更にパワーアンプ 4 6を介してガル ノ ノ ミ ラーのァクチユ エータコ イ ル 2 2に与えられる。 [0101] こ こで ト ラ ッ キ ングエラ一信号 T E S 1 による位置サーボ ループのサーボ帯域を示すゲイ ンゼロクロ ス周波数は 3〜 5 KHz に設定され、 これに対しガルバノ位置信号 G P 0 Sによ る位置口 ックサ一ボループのサ一ボ帯域を示すゲイ ンゼロク ロ ス周波数は 3 0 0〜 1 KHz に設定される。 [0102] サーボスィ ツチ S W 1 に続いて設けた位置サーボループの 加算器 1 3 2は、 サーボスイ ッチ S W 1をオフした状態で才 ープンループ制御により リ一ドビームを位置制御するために 使用される。 即ち、 加算器 1 3 2に対してはサーボスイ ッ チ S W 3を介してフ ォ ワー ド シーク用の制御電圧 + Vとサーボ スィ ッ チ S W 4を介してリ バース シーク用の制御電圧一 Vが 与えられている。 [0103] 一方、 位置口ックサ一ボル一プにおける位置検出器 2 4か らのガルバノ位置信号 G P 0 Sは、. A Dコ ンバータ 1 3 8で デジタル信号に変換され、 制御手段としてのプロセッサ 3 2 に取り込まれている。 プロセッサ 3 2は後の説明で明らかに するように、 サーボスイ ッチ S W 2をオフして位置口ックサ ーボループを解除し、 サーボスィ ツチ S W 1をオンしてトラ ッキングエラ一信号 T E S 1による位置サーボループを有効 としている状態で位置検出器 2 4から得られるガルバノ位置 信号 G P O Sを取り込み、 この G P◦ S信号が位置ロ ック状 態でも変らないようなオフセ ッ ト量を演算して D Aコ ンバ一 タ 1 4 0 にセ ッ ト し、 加算器 1 3 6 で D Aコ ンバータ 1 4 0 からのオフセ ッ ト信号 G L Kをガルバノ位置信号 G P 0 Sに 加える。 [0104] 制御手段としてのプロセッサ 3 2は、 ビーム位置の制御状 態に応じてサーボスィ ツチ S W 1 , S W 2のオ ンォフ制御に より位置サーボ動作と位置 π ック動作の両方、 またはいずれ か一方を有勃とするか、 更には両方を無効とすることにより リ一ドビームの最適な位置制御を行なう。 このプロセッサ 3 2によるビーム位置制御は図 9 ~ 1 4に示すモード 1〜 6の いずれかとなる。 [0105] 図 9は図 8のプロセッサ 3 2によるモー ド 1のビー厶位置 制御を示した動作フロ一図である。 [0106] 図 9のモード 1 にあっては、 ステップ S 1 (以下、 「ステ ップ」 は省略) でト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 による位 置サーボループのオフを監視しており、 例えばト ラ ックジャ ンプ等のために位置サ一ボループのォフ条件が成立すると S 2に進み、 サ一ボスィ ツチ S W 1をオフとして位置サ一ボル ープを解除し、 続いて S 3でサーボスイ ッチ S W 2をオンし S 4に示すように位置ロ ックサーボ動作を有効とする。 [0107] このような位置サーボループがォフされた状態での位置口 ックサーボループへの切り替えにより、 外乱振動を受けても ガルバノ ミ ラー 2 0はロ ック位置に保持され、 次に位置口 ッ クサーボに戻す際のリ一ドビームの安定性を保障できる。 図 1 0 はモー ド 2による本発明のビーム位置制御の動作フ 口一図を示し、 このモー ド 2はト ラ ックジャ ンプを終了して ビームを目標ト ラ ックにオン ト ラ ックさせる際のト ラ ックサ ーボ引き込みに関する制御となる。 [0108] 即ち、 S 1でト ラ ックジヤ ンプ終了による位置サーボル一 プの引込み開始の有無をチ ック しており、 位置サ一ボ引込 みが判別されると S 2に進んでサーボスィ ツチ S W 1をオ ン して位置サーボループ動作を有効とする。 続いて S 3に進み、 サーボスィ ツチ S W 2をオ ン して同時に位置ロック動作も有 効とする。 この S 2 , S 3による位置サーボ動作と位置口ッ ク動作の併用により S 4でト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 が規定値内に安定するか否か監視しており、 ト ラ ツキングェ ラ一信号 T E S 1が規定値内に入ってォン ト ラ ック状態に安 定すると S 5に進んでサーボスィ ツチ S W 2をオフして位置 ロ ッ ク動作を解除し、 それ以降は位置サ一ボ動作のみによる ビーム位置制御を行なう。 [0109] この図 1 0のモー ド 2にあっては、 ト ラ ックジヤ ンプ終了 時のビームが不安定な状態ではト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 に基づく位置サーボ動作とガルバノ位置信号 G P 0 Sに 基づく位置口ック動作を併用してビームを速やかにォント ラ ック状態に安定させ、 安定後は 2つのサーボループの競合に よるサーボ残差の影響を防ぐためガルバノ位置信号 G P 0 S による位置口ックサ一ボル一プを解除してオフ トラ ックを防 止する。 [0110] 図 1 1 はモー ド 3による本発明のビーム位置制御の動作フ α—図であり、 このモード 3にあってはト ラ ッキングエラー 信号 T E S 1 に基づく リ一ドビームの位置サーポ動作中にラ ィ トビームのみをト ラ ックジャ ンプさせた場合の制御である。 図 1 1 において、 まず S 1でライ ト ビー厶の ト ラ ッキング ェラ一信号 T E S 1 による位置サーボループが動作中であり、 この状態で S 2でライ トビ一ムのト ラックジャ ンプが指令さ れたか否かチニック している。 S 2でライ トビームのト ラ ッ クジャ ンプが判別されると S 3に進んでサーボスイ ッチ S W 1をオフとしてリードビームの位置サーボ動作を解除する。 この時、 サ一ボスィ ツチ S W 2については S 1の段階でオフ しているため、 結局ト ラ ックジャ ンプ中はサーボスィ ツチ S W 1及び S W 2の両方がォフとなつてガルバノ ミ ラー 2 0に 対する位置サーボ動作及び位置 ッ ク動作の両方が解除され た無制御状態となる。 [0111] S 4でライ トビームのト ラ ックジヤンプが終了すると S 5 でサーボスィ ツチ S W 1 をオンし、 再度リ一ドビームの位置 サーボ動作に入る。 [0112] この図 1 1のモード 3のビーム位置制御は、 ライ トビーム のト ラ ックジャ ンプを行なってもジャ ンプ中に無制御状態に 置かれたリ一ドビー厶のラィ トビームに対する相対位置の変 化が無い場合に有効である。 [0113] 図 1 2はモー ド 4による本発明のビーム位置制御の動作フ ロー図である。 このモー ド 4にあっては、 リ ー ドビームの位 置サ一ボ動作中にリードビームのみをト ラ ックジャ ンプさせ [0114] 7"こ 合 ある o [0115] 図 1 2 において、 まず S 1でリードビームの位置サーボが 動作中にあり、 S 2でリードビームのト ラ ックジヤ ンプの有 無を監視している。 S 2でリー ドビームのト ラ ックジャ ンプ が判別されると S 3に進み、 サーボスィ ツチ S W 1をォフし て ト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 による リー ドビームの位 置サーボ動作を解除する。 続いて S 4でト ラ ックジャ ンプの シーク方向がフ ォ ヮー ド方向かリバース方向かを判別し、 フ ォ ワー ド方向であれば S 5に進んでサーボスィ ツチ S W 3を 加速時間だけオ ン動作し、 オープン制御によりガルバノ ミ ラ 一 2 0をフ ォ ヮ一ド方向に加速する。 次の S 6にあってはリ ードビームの目標ト ラ ックへの到達の有無を監視しており、 例えばト ラ ッキングエラ一信号 T E Sのゼロクロス検出で得 られる ト ラ ッ ク通過数から目標ト ラ ックに対する ト ラ ックデ ィ フ ァ レンスを求め、 ト ラ ックディ フ ァ レンスが零となった 時に目標ト ラ ッ クへの到達を判断して S 7でサーボスィ ツチ S W 4を減速する間だけォンして減速を行って S 8に進み、 サーボスイ ッチ S W 1をオンし、 ト ラ ッキングエラー信号 T E Sによる リー ドビームの位置サーボ動作に入る。 —方、 S 4でシーク方向がリバース方向であった場合には、 S 9に進んでサーボスィ ッチ S W 4を加速時間だけォン動作 し、 制御電圧一 Vによるオープン制御でガルバノ ミ ラー 2 0 を駆動し、 目標ト ラ ックへの到達を S 1 0で判別すると S 1 1で減速を行い、 S W 3を減速時間だけォンした後に S 8に 進んでサ一ボスイ ッチ S W 1をオンし、 ト ラ ッキングエラー 信号 T E S 1によるリードビームの位置サーボ動作に戻る。 [0116] 図 1 3はモー ド 5による本発明のビーム位置制御の動作フ 図である。 このモード 5にあっては、 リ ードビームがト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 により位置サーボ動作を受け てト ラ ツキングしている時のガルバノ位置信号 G P 0 Sを読 込み、 位置サーボから位置口 ックに切替わってもガルバノ位 置信号 G P 0 Sが変動しないようにオフセッ ト信号を加え、 ト ラ ックジャ ンプ時にはオフセッ ト信号分だけガルバノ ミ ラ 一を中立位置から動かした状態でト ラ ックジャ ンプ終了によ る位置サーボ動作への引込みを行なわせるようにしたもので ある。 [0117] 図 1 3において、 まず S 1でト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 による位置サ一ボの動作中により リ一ドビームがト ラ ッ キングされている状態で S 2に進み、 位置検出器 2 4から出 力されるガルバノ位置信号 G P O Sを A Dコ ンバータ 1 3 8 により読込む。 続いて S 3で読込んだ位置信号 G P 0 Sが口 ッ ク位置となるように D Aコ ンバー夕にオフセッ トデータを セッ ト して加算器 1 3 6にオフセッ ト信号 G L Kを出力する, 続いて S 4に進みライ ト ビー厶の ト ラ ッ クジャ ンプによる シーク動作の有無を監視しており、 シーク動作が指令される とサーボスィ ツチ S W 1をオフして位置サ一ボル一プを解除 し、 続いて S 6でサーボスィ ツチ S W 2をオンし、 ガルバノ 位置信号 G P 0 Sによる位置ロ ッ ク動作を有効とする。 この 時、 S 1 〜 S 3において既に求められているオフセッ トデ一 タを D Aコ ンバータ 1 4 0にセッ ト して加算器 1 3 6にオフ セッ ト信号 G L Kを与え、 オフセツ ト信号 G L Kに対応した オフセッ ト位置となるようにガルバノ ミ ラー 2 0を位置口ッ ク制御する。 [0118] 続いて S 8でライ ト ビームのシーク終了を監視しており、 ライ トビームのシークが終了すると S 9でサーボスィ ツチ S W 2をオフし、 また S 1 0でサーボスイ ッチ S W 1をオンし、 S 1 1 に示すように再びト ラ ツキングェラ一信号 T E S 1 に よる位置サーボ動作に入る。 [0119] このモー ド 5のビーム位置制御にあっては、 オフセッ ト信 号 G L Kによりガルバノ ミ ラ一を強制的にオフセッ ト位置に 位置ロックさせておく ことで、 ト ラ ックジャ ンプ中に位置サ 一ボ動作を行なわなくてもライ トビー厶のト ラ ックジャ ンプ 終了で ト ラ ツキングが完了した時点でリ一ドビームの位置サ ーボ動作による ト ラ ツキングを開始すれば、 リー ドビームは シーク開始時と同じライ トビームに対する相対位置の ト ラ ッ クに正確に位置付けすることができる。 このライ ト ビ一厶に 対する同じ相対位置のト ラ ッ クに対する ト ラ ツキング精度は 概ね 1 Z 4 ト ラ ック以下の位置決め精度が保証できる。 [0120] 図 1 4 A , 1 4 Bはモー ド 6による本発明のビーム位置制 御の動作フロー図である。 このモー ド 6にあっては、 ライ ト 動作中における即時読出し等の際にライ ト ビームとリードビ ームのト ラ ック位置がずれて上位コ ントローラから異なるデ ィ フア レンスのシークコマンドが発行された場合の制御とな ο [0121] 図 1 4 A , 1 4 Bにおいて、 S 1でライ トビームと リ ード ビームのいずれに対し上位コ ン トローラより異なるディ ファ レンスのシークコマンドが受領される。 続いて S で上位コ ン ト ローラからのシークコマン ドに基づく ライ ト ビームのデ ィ フア レンスが零か否か、 即ちライ ト ビ一ムのシークの有無 をチヱ ッ クする。 ライ ト ビームのディ ファ レンスが零、 即ち ライ トビームをシークせずにリ一ドビー厶のみのシークにつ いては S 3以降の処理に進む (モード 6の 1 ) 。 この S 3以 降の処理は図 1 2に示したモード 4と同じになる。 [0122] —方、 S 2でライ トビームのディファ レンスが零でなかつ た場合、 即ちライ トビームと リードビームの両方をシークさ せる場合には S 1 2以降の処理に進む (モー ド 6の 2 ) 。 [0123] 即ち、 S 1 2において図 1 3のモード 5における S 2 , S 3の場合と同様、 リードビームのト ラ ッキングエラー信号 T E S 1 による位置サーボ動作によるビーム ト ラ ッキング状態 でガルバノ位置信号 G P O Sを A Dコ ンバータ 1 3 8から読 込み、 S 1 3でガルバノ位置信号 G P 0 Sをロ ック位置とす るように D Aコ ンバータ 1 4 0にオフセッ トデータを出力し て加算器 1 3 6にオフセッ ト信号 G L Kを出力させる。 [0124] 続いて S 1 4に進み、 シークコマンドによるライ トビー厶 のディ フ ァ レンスに対する リ一ドビームのディ ファ レンスの 差だけ更にオフセッ ト量を補正する。 このオフセッ トに対す る補正量はライ ト ビームと リ ー ドビームの ト ラ ッ クディ フ ァ レンスの差にリードビームを 1 ト ラ ック幅移動させるための D Aコ ンバータ 1 4 0に対するデジタル量を掛け合せた値 ( 1 ト ラ ッ ク移動するガルバノ感度) となる。 [0125] 次に S 1 5に進んでライ ト ビームのシーク動作を開始し、 シーク動作中は S 1 6に示すようにサーボスィ ツチ S W 1を オフ して位置サ一ボ動作を解除し、 同時にサ一ボスイ ッチ S W 2をオンし S 1 4で補正されたオフセッ ト分だけずれた位 置にガルバノ ミ ラ一を位置口 ック制御することができる。 [0126] 尚、 本発明は上記の実施例における リー ドビーム 1 2 とラ ィ トビーム 1 4を逆の関係としてもよい。 [0127] 以上説明してきたように本発明の 1つの態様によれば、 外 乱振動に強く ト ラ ックジャ ンプを行なっても リ ー ドビームの オフ ト ラ ッ クを最少限に抑える精度の高い高速ァクセスを可 能とする光ディスク装置のビーム位置制御方式を得ることが できる。 [0128] 次に、 図 1 7に示す本発明の他の態様を説明する。 説明の 前に、 図 1 5、 図 1 6により従来の構成の問題点についてさ らに説明する。 図示のように、 ガルバノ ミ ラー 2 0に接続さ れているケーブル類の張力によって、 ガルバノ ミ ラー 2 0の 位置 D ック状態での停止点がガルバノ位置信号 G P 0 Sのゼ 口点からずれる。 このガルバノ ミ ラー 2 0の停止点とガルバ ノ位置信号のゼロ点とのずれに対し、 ガルバノ ミ ラ一 2 0に 加わる機械的な張力に打ち勝ってガルバノ位置信号 G P 0 S をゼロとする力が位置ロックサーボにより加わり、 この力は サーボゲイ ンにより決まる。 そこで、 装置の製造段階で、 調 整ツールによりガルバノ ミ ラ一を位置口ック制御した状態で ライ ト ビームと リ ー ドビームの両方が概ね同一ト ラ ッ クに位 置するようにゲイ ンを調整している。 [0129] しかし、 装置と調整ツールのガルバノ ミ ラー位置ロ ッ ク制 御時のゲイ ンを同じに調整することは困難である。 また、 装 置の使用中におけるガルバノ ミ ラーのァクチユエ一タコイル の温度、 ガルバノ位置検出器のセンサ光源出力の変動等によ りゲイ ンが変化してしまう。 このためライ トビームのシーク に伴ってリードビームの位置口ック制御を行った場合にガル バノ ミ ラ一の停止点にずれを越こし、 シーク完了時にラィ ト ビームと異なる ト ラ ック位置にリードビームが位置付けられ, リードビームとしての補正シーク動作が必要となり、 ァクセ ス時間が長くなる問題があった。 [0130] 本発明の他の形態は、 このような従来の問題点に鑑みてな されたもので、 ガルバノ ミ ラ一の機械的なォフセッ トを除去 してライ トビー厶のシーク動作にリ一ドビームを正確に追従 させて 2 ビームのアクセス時間を短縮することを目的とする, 図 1 7 は本発明の他の態様の原理構成図である。 前述のよ うに、 第 1 サーボスイ ッチ S W 1 はリー ドビーム 1 2の ト ラ ッキング制御時にォンして位置サーボ手段 2 8を有効とする また、 第 2サーボスイ ッチ S W 2 はリー ドビーム 1 2の ト ラ ッキング制御解除時にォンして位置口ック 3 0を有効とする 本発明の他の態様では、 さらに、 オフセッ ト加算手段 1 3 6 は位置検出手段 2 4から出力されるガルバノ位置信号にオフ セッ ト信号 G P 0 Sを加算する。 また、 制御手段 3 2は、 装 置の電源投入時或いはリ ト ラ イ時等に、 サーボスィ ツチ S W 2のォンによりガルバノ位置口 ック制御を有効とした状態で ガルバノ位置信号 G P 0 Sを読み込んでガルバノ位置信号 G P O Sをゼロとするオフセッ ト信号 G P 0 Fを求め、 ラィ ト ビーム 1 4のシーク中にオ フセ ッ ト加算手段 1 3 6に出力す る o [0131] このような構成を備えた本発明の他の態様による光ディス ク装置のビーム制御方式によれば、 装置の使用開始時或いは アクセスエラ一発生時のリ ト ライ時に、 ガルバノ ミ ラ一を位 置ロッ ク制御状態とし、 このとき得られるガルバノ位置信号 G P 0 Sをゼロとするオフセッ ト信号 G P O Fを求め、 以降、 ラ イ ト ビームのシーク中に行う リー ドビームの位置ロッ ク制 御の際にオフセ ッ ト信号 G P 0 Fを加算するため、 位置口 ッ ク制御時のサーボゲイ ンが製造時の調整ゲイ ンから変化して も、 常にガルバノ ミ ラーの位置ロ ック制御により リー ドビー ムをライ トビームと同じ ト ラ ックに位置付け可能な調整状態 に維持することができ、 ライ トビームのシーク終了後にリ ー ドビームの補正シークを行う必要がなく、 2 ビーム方式にお けるァクセス時間を短縮することができる。 [0132] 図 1 8は図 1 7の発明のリー ドサ—ボ部の実施例構成図で ある。 図 1 8において、 まず、 リー ドビームのト ラ ッキング 制御、 即ち位置サーボ制御を行う位置サーボループは、 ト ラ ッキングエラ一検出器 2 6、 位置サーボ回路 2 8に含まれる 位相補償回路 (P。回路) 2 8— 1、 サーボスイ ッチ S W 1、 加算器 4 4、 パワーアンプ 4 6及びァクチユエ一夕コイ ル 2 2で構成される。 [0133] ここで、 位相補償回路 2 8一 1 に続いて設けられたサーボ スィ ツチ S W 1 はリードビームのトラツキング制御時にプ口 セッサ 3 2 によりオンされ、 レ ンズァクチユエ一タによりラ ィ トビームのシーク時にはオフされる。 [0134] 次に、 ガルバノ ミ ラー 2 0を中立位置に位置口ック制御す る位置口 ックループは、 位置検出器 2 、 加算器 1 3 6、 図 7の位置口ック回路 3 0に含まれる位相補償回路 3 0— 1、 サ一ボスイ ッチ S W 2、 加算器 4 4、 パワーアンプ 4 6及び ァクチユエ一夕コイル 2 2により形成される。 ガルバノ位置 検出器 2 4は 2分割受光器 1 0 6の減算器 1 3 4を備え、 図 6に示した特性のガルバノ位置信号 G P 0 Sを出力する。 ォ フセッ ト加算器 1 3 6は A Dコ ンバータ 1 3 8で取り込んだ ガルバノ位置信号 G P 0 Sに基づいて作成されたガルバノ位 置信号 G P O Sをゼロとする D Aコ ンバータ 1 4 0からのォ フセッ ト信号 G P 0 Fを、 ガルバノ位置検出器 2 4からのガ ルバノ位置信号 G P 0 Sに加えて出力する。 位相補償回路 3 0 一 1 はサーボ帯域の高域部分のゲイ ンを上げて進み位相補 償を施す。 サーボスィ ツチ S W 2 は主ビームとしてのライ ト ビームのシーク開始でオンされ、 ライ トビームのシーク終了 でオフされる。 即ち、 ライ ト ビームのシーク中、 サ一ボスィ ツチ S W 2がオンしてガルバノ位置口ックループを有効とす る o [0135] 次に図 1 9の処理フロー図を参照して図 1 8のプロセッサ (M P U) 3 2による本発明のガルバノオフセッ ト調整処理 を説明する。 [0136] 光ディスク装置に対する電源投入あるいはァクセスエラー 発生時のリ ト ライ動作を行なう前に図 1 9に示すガルバノォ フセッ ト調整処理フローが実行される。 [0137] まずステップ S 1 (以下 「ステップ」 は省略) において、 DAコ ンバータ 1 4 0に対するオフセッ トデータをリセッ ト してオフセッ ト加算器 1 3 6に対するォフセッ ト信号 G P〇 Fをゼロとするイ ニシャルリセッ トを行なう。 勿論、 このガ ルバノ オフセッ ト調整状態においてサーボスィ ツチ S W 1は オフ、 サーボスイ ッチ SW2はオンとなり、 ガルバノ位置口 ックループのみが動作状態にある。 [0138] 次に S 2に進み、 そのときガルバノ位置検出器 2 4から出 力されているガルバノ位置信号 G P O Sを ADコ ンバー夕 1 [0139] 3 8でデジタルデータに変換して読み込み、 次の S 3で読み 込んだガルバノ位置信号 G P 0 Sに、 回路によって決まる定 数 C、 即ち ADコ ンバータ 1 3 8と DAコ ンバータ 1 4 0の 分解能で決まる定数 Cを掛け合わせてオフセッ ト信号 G P O Fを求める。 更に S 4に進み、 マ一ジンを吸収できる値なを 加算したォフセッ ト信号 G P O Fを求め、 DAコ ンバータ 1 [0140] 4 0を介してオフセッ ト加算器 1 3 6に出力する。 このオフ セッ ト信号 G P O Fの出力によりガルバノ位置ロ ックループ はガルバノ ミ ラーをォフセッ トを除去する方向、 即ちガルバ ノ位置信号 G P O Sをゼロに近付ける方向にガルバノ ミ ラー 2 0を駆動する。 [0141] 次に S 5に進み、 オフセッ ト調整が行なわれた状態でのガ ルバノ位置信号 G P O Sを A Dコ ンバータ 1 3 8から読み込 み、 S 6でガルバノ位置信号 G P 0 Sがゼロ以下となってい るか否かチエックする。 もし S 4で行なつたオフセッ ト信号 G P 0 Fの出力が適性であれば、 このときガルバノ位置信号 G P 0 Sはゼロもしくはゼロより僅かにマイナス側の値とな つており、 一連のガルバノ オフセッ ト調整処理を終了する。 一方、 ガルバノ位置信号 G P 0 Sがゼロより大きかった場合 には S 7に進んで、 そのときのガルバノオフセッ ト信号 G P O Fを 1つ減らし、 S 5で再度ガルバノ位置信号 G P 0 Sを 読み込んで S 6でゼロ以下になるか否かチヱック し、 ガルバ ノ位置信号 G P 0 Sが零以下となるまで S 7 > S 5 > S 6の 処理を繰り返す。 [0142] このような図 1 9に示すガルバノ オフセッ ト調整処理によ り、 ガルバノ位置口ックサーボループの動作状態において位 置検出器 2 4から出力されるガルバノ位置信号 G P 0 Sがゼ 口となるガルバノ ミ ラ一の位置口ック状態が作り出される。 従って、 ライ ト ビ一ムシーク時のリ ー ドビームのガルバノ 位置口 ッ ク状態ではォフセッ ト加算により常にガルバノ位置 信号 G P 0 Sがゼロとなる位置にガルバノ ミ ラ一が保持制御 され、 このガルバノ ミ ラ一の位置口 ッ ク状態はラィ ト ビーム に対しリ 一ドビームが同じ ト ラ ックに位置付けされた状態で あるため、 ライ トビームのシーク終了、 即ちレンズァクチュ エータによるライ トビームのシーク終了時に必ずリ一 ドビー ムもライ トビームと同じ ト ラ ックに位置することとなり、 ガ ルバノ位置口 ックループの作動による リー ドビームのライ ト ビームに対する位置ずれを防いで、 1回のアクセスでライ ト ビームと リードビームを目標ト ラ ックに位置づけることがで きる。 [0143] 図 2 0は図 1 7の発明の他の実施例構成図であり、 この実 施例にあってはガルバノ位置ロ ックループに設けるオフセッ ト加算器 1 3 6をサーボスィ ツチ S W 2の出力段に設けるよ うにしたことを特徴とし、 それ以外の構成は図 1 8の実施例 と同じである。 [0144] 図 2 0のようにオフセッ ト加算器 1 3 6をサ一ボスィ ツチ S W 2の出力段に設けることで、 図 1 9に示したガルバノォ フセ ッ ト調整処理によるガルバノ位置信号 G P 0 Sに対する オ フセ ッ ト加算以外に、 ラ イ ト ビー厶に対し所定ト ラ ッ ク数 だけ異なる位置にリ一ドビームを位置付けする相対位置制御 が可能となる。 即ち、 ライ トビームを 1 ト ラ ック幅移動させ るためのオフセッ ト量を予め求めておき、 上位コ ン ト ローラ からラ イ ト ビ一厶と リ ー ドビームを異なる ト ラ ッ ク位置にァ クセスする命令を受けた際に、 ラ イ ト ビー厶と リ 一 ドビー厶 の目標ト ラ ックに対する ト ラ ックデフア レンスの差にリ ー ド ビーム 1 ト ラ ック幅を移動させる単位デジタル量を掛け合わ せたオ フセ ッ ト信号を D Aコ ンバータ 1 4 0を介してオ フセ ッ ト加算器 1 3 6に加える。 これによりライ トビ一ムのシ一 クに追従して所定相対量異なる ト ラ ック位置にリ一ドビーム をアクセスする制御が可能となる。 勿論、 ライ トビームをシ ークせずにリ一ドビー厶のみをシークする場合にも同様に使 用でき、 この場合のリードビームのト ラ ック通過数は A Dコ ンバータ 1 4 2から取り込んだリ ー ドビームの ト ラ ッキング ェラ一信号 T E S 1のゼロクロス回数からプロセッサ 3 2で [0145] 9 る o [0146] 尚、 上記の実施例は媒体として光磁気ディスクを例にとる ものであつたが、 物理的ピッ トの形成により記録を行なう光 ディスクについてもそのまま適用することができる。 [0147] 以上説明してきたように本発明の他の態様によれば、 ガル パノ ミ ラ一に機械的なオフセッ トがあっても、 ライ ト ビーム のシークに追従してリードビームを同じト ラ ックに位置付け ることができ、 シーク中におけるガルバノ位置口ックループ による副ビームのずれをなく し、 シーク^了時のリ一ドビー ムの補正シークを不要として、 2 ビーム方式におけるァクセ ス時間を短縮することができる。 [0148] さらに、 図 2 1 に示す本発明のさらに他の態様を説明する c 説明の前に、 図 1 5、 図 1 6により従来の構成の問題点につ いてさらに説明する。 図示のように、 位置ロ ッ クループをォ フし、 ト ラ ツキングェラ一信号 T E S 1 による位置サーボで リードビームをト ラ ッキング制御している際に、 位置サーボ 系が暴走するとガルバノ ミ ラー 2 0が大きく偏向することが 度々起きる。 このようにガルバノ ミ ラー 2 0が大きく偏向す ると、 ガルバノ ミ ラー 2 0で反射した後に受光されて作り出 される ト ラッキングエラ一信号 T E S 1の信号振幅が消えて ゼロとなり、 ト ラ ツキング制御正常に行われている状態と区 別することができなくなる問題があった。 [0149] 本発明のさらに他の形態は、 このような従来の問題点に鑑 みてなされたもので、 リ一ドビー厶をト ラ ツキング制御する サーボ系の暴走によるガルバノ ミ ラーの異常偏向を検知し、 異常と区別して適切に制御することを目的とする。 [0150] 図 2 1 は本発明のさらに他の態様の原理構成図である。 本 発明の態様では、 ト ラ ツキングェラ一信号 T E S 1の異常を 検出して制御手段 3 2に通知する第 1異常検出手段 2 0 0 と, 位置信号 G P 0 Sの異常を検出して制御手段 3 2に通知する 第 2異常検出手段 3 0 0 とを備えたことを特徴とする。 [0151] ここで制御手段 3 2は、 第 1及び第 2の異常検出手段 2 0 0 . 3 0 0から異常検出通知を受けた際に、 第 1サ一ボスィ ツチ S W 1のオフにより リードビーム 1 2のト ラ ッキング制 御を解除し、 解除後に第 2サーボスィ ツチ S W 2をオンして 位置口 ック制御によりガルバノ ミ ラ一 2 0を所定位置に強制 的に戻す。 [0152] また第 1及び第 2の異常検出手段 2 0 0 , 3 0 0は、 信号 振幅が正負の閾値レベルを越えたときに異常検出出力を生ず るウイ ン ドコ ンパレ一タを備える。 [0153] このような構成を備えた本発明のさらに他の態様による光 デイ スク装置のビーム制御方式によれば、 ト ラ ツキングェラ 一信号に基づいた位置サ一ボによるガルバノ ミ ラーの駆動で リー ドビームを ト ラツキング制御している時に、 位置サーボ 系の暴走によりガルバノ ミ ラーが異常に偏向すると、 ガルバ ノ位置信号 G P O Sが限界値まで増加することで異常が検知 され、 同時に ト ラ ツキングェラ一信号がガルバノ ミ ラ一の異 常偏向により大きく減少することで異常が検知され、 両方の 信号の異常からガルバノ ミ ラ一が位置サーボの暴走により異 常に偏向していることを認識できる。 [0154] このようなガルバノ ミ ラ一の異常偏向を認識できたならば、 例えば位置サ一ボ系による ト ラ ツキング制御を解除して位置 ロ ッ クループによる位置 π ック制御に切替えて、 強制的にガ ルバノ ミ ラーを中立位置に戻すことで異常回復ができる。 図 2 2は図 2 1の発明のビーム位置制御の全体構成図であ る。 本図に示す各ビームを位置制御するビーム制御部につき 本発明にあっては、 リ一ドビーム制御部 4 8による リ一ドビ —ムの位置制御を ¾象とするものである。 勿論、 ライ ト時に 即時読出を行うことから、 リードビーム 1 2とライ トビーム 1 4の両方同時に制御する位置制御も含む。 [0155] 図 2 3は図 2 2に示した本発明のリ一ドビーム制御部の具 体的な実施例構成図である。 [0156] 図 2 3において、 まずリ ードビームをト ラ ッキング制御す るための位置サーボループとして、 ト ラ ッキングエラ一検出 器 2 6、 図 2 2の位置サーボ回路 2 8に含まれる位相補償回 路 (P C回路) 2 8— 1、 サ一ボスイ ッチ S W 1、 加算器 1 3 2、 加算器 4 4、 パワーァンプ 4 6及びガルバノ ミ ラ一の ァクチユエータコイル 2 2が設けられる。 ト ラ ッキングエラ 一検出器 2 6は 2分割受光器 1 0 0 と減算器 1 3 0を備え、 ライ ト ビームの戻り光に基づきプッ シュプル法 (フ ァーフィ 一ルド法) に従ってト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1を出力 する。 即ち、 プッ シュプル法はディスク上の案内溝で反射回 折された光をト ラ ック中心に対し対象に配置された 2分割受 光器 1 0 0上の 2つの受光部での出力差として ト ラ ッキング ェラ一信号 T E S 1を取り出す。 図 2 1の原理図における位 置サーボ手段 2 8に相当する位置サーボ回路 2 8に含まれる 位相補償回路 2 8— 1 は、 ト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 に対しサーボ帯域の高域部分のゲイ ンを上げて進み位相補償 を施す。 サーボスィ ツチ S W 1 は制御手段としてのプロセッ サ (M P U ) 3 2により ト ラ ツキング制御の際にォン、 ト ラ ッキング制御の解除時、 例えばト ラ ックジャ ンプ時にオフさ れる。 [0157] サーボスィ ツチ S W 1 に続いて設けられた加算器 1 3 2は、 位置サーボループをォフした状態でオープンループ制御によ りライ トビームをト ラ ックジャ ンプさせる際に使用される。 即ち、 加算器 1 3 2に対してはサーボスィ ツチ S W 3を介し てフ ォ ワードシーク用の制御電圧 + Vが与えられ、 またサー ボスィ ツチ S W 4を介してリバースシーク用の制御電圧一 V が与えられている。 具体的にはライ トビームを動かさずにリ 一ドビー厶のみを ト ラ ッ ク ジャ ンプさせる際に使用する。 [0158] 次にガルバノ ミ ラー 2 0を中立位置に保持制御するための 位置口 ックループは、 位置検出器 2 4、 加算器 1 3 6、 図 2 2の位置口ック回路 3 0に舍まれる位相補償回路 3 0— 1、 サ一ボスィ ツチ S W 2、 加算器 4 4、 パワーアンプ 4 6及び ァクチユエータコイル 2 2で形成される。 位置検出器 2 4に は 2分割受光器 1 0 6 と減算器 1 3 が設けられ、 ガルバノ ミ ラー 2 0の中立位置からの動きに対し図 6で示す特性を持 つたガルバノ位置信号 G P 0 Sを出力する。 位相補償回路 3 0 一 1 はサーボ帯域の高域部分のゲイ ンを上げて進み位相補 償を施す。 サーボスィ ツチ S W 2はプロセッサ 3 2よりオン オフ制御され、 ト ラ ッキ ングエラ一信号 T E S 1 による位置 サーボループをオフしている際にサ一ボスイ ッチ S W 2をォ ンして位置口 ッ クループによるガルバノ ミ ラー 2 0の中立位 置の保持を行なう。 具体的にはト ラ ックジャ ンプ中、 サーボ スィ ツチ S W 2はオ ンされて位置口ックループを有効とする。 位置検出器 2 4からのガルバノ位置信号 G P 0 Sは A Dコ ンバータ 1 3 8 に与えられ、 プロセ ッサ 3 2 にガルバノ位置 信号 G P 0 Sを取り込み可能としている。 またプロセッサ 3 2からのオフセ ッ トデータを D Aコ ンバータ 1 4 0に与え、 オフセ ッ ト信号 G L Kを加算器 1 3 6でガルバノ位置信号 G P 〇 Sに加算できるようにしている。 即ち、 プロセッサ 3 2 はトラ ツキングェラ一信号 T E S 1による位置サーボループ でリードビームをトラ ツキング制御している状態で、 この時 得られるガルバノ位置信号 G P O Sを A Dコ ンバータ 1 3 8 から取り込み、 ガルバノ位置信号 G P 0 Sをゼロとするよう にオフセ ッ トデータを D Aコ ンバータ 1 4 0に出力し、 加算 器 1 3 6でオフセ ッ ト信号 G L Kとガルバノ位置信号 G P 0 Sとを加算するものである。 このようなガルバノ位置信号 G P O Sのオフセッ ト信号の加算による変換でト ラ ッキングェ ラ一信号 T E S 1 とガルバノ位置信号 G P 0 Sのゼロ点を一 致させることができる。 [0159] 更に本発明にあっては、 ト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1 の異常を検出する第 1の異常検出回路 2 0 0 と、 ガルバノ位 置信号 G P O Sの異常を検出する第 2の異常検出回路 3 0 0 が設けられる。 [0160] 第 1の異常検出回路 2 0 0は閾値電圧 + V 1を設定した比 較器 2 0 2 と闥値電圧— V 1を設定した比較器 2 0 4により ウィ ン ドコ ンパレータを構成し、 比較器 2 0 2 , 2 0 4の出 力を O Rゲー ト 2 0 6で取りまとめて、 プロセッサ 3 2に対 し異常検出信号 0 F F T Kを出力している。 [0161] また、 第 2の異常検出回路 3 0 0 も同様に、 閾値電圧 + V 2を設定した比較器 3 0 2 と閾値電圧一 V 2を設定した比較 器 3 0 4によりウィ ン ドコ ンパレータを構成し、 比較器 3 0 2 と 3 0 4の出力を 0 Rゲー ト 3 0 6で取りまとめ、 プロセ ッサ 3 2に対し異常検出信号 0 F F G Pを通知するようにし ている。 [0162] 図 2 4は図 2 3の実施例において、 ガルバノ ミ ラーを一方 の最大回転位置から他方の最大回転位置に向けて一定速度で 回転させたときの各部の信号波形を示している。 [0163] まず、 ガルバノ位置信号 G P 0 Sは時間 tの変化に対し直 線的に例えばマイナス側からブラス側に変化する。 このガル バノ位置信号 G P 0 Sは第 2の異常検出回路 3 0 0に与えら れる。 比較器 3 0 2 と 3 0 4における閾値電圧士 V 2の範囲 内にあるときは O Rゲー ト 3 0 6からの異常検出信号 0 F F G Pはオフ しているが、 士 V 2の範囲を超えると異常検出信 号 O F F G Pがオンとなる。 [0164] —方、 ガルバノ ミ ラ一の動きに対し ト ラ ッキングエラー信 号 T E S 1はガルバノ位置信号 G P 0 Sが零となる中立位置 から遠ざかるにつれて、 同じ ト ラックエラ一状態にあっても 信号振幅が減少し、 遂には零信号となってしまう。 このよう な ト ラ ッキングエラー信号 T E S 1のガルバノ ミ ラ一 2 0の 動きに対する信号振幅に対し、 第 8図の第 1の異常検出回路 2 0 0の比較器 2 0 2 , 2 0 4に設定した閾値電圧土 V 1の 範囲内にあれば 0 Rゲー ト 2 0 6からは信号波形に同期した パルス幅のォンパルスが出力されるが、 信号振幅が土 V 1の 範囲内に減少すると ORゲー ト 2 0 6の出力は例えばォフレ ベルとなる。 [0165] プロセッサ 3 2は第 1及び第 2の異常検出回路 2 0 0 , 3 0 0からの異常検出信号 0 F FTK , O F F GPの 2っを監 視しており、 2つの異常検出信号が共に有効 (異常検出状態) であれば、 ガルバノ ミ ラー 2 0の異常偏向を判断し、 表示パ ネルぁるいは上位コ ン ト ローラにガルバノ ミ ラー 2 0の異常 偏向を通知する。 [0166] また、 プロセッサ 3 2はガルバノ ミ ラー 2 0の異常偏向を 判断した際には、 サーボスィ ツチ SW 1のオフにより位置サ ーボループによる リー ドビームの ト ラ ツキング制御を解除し、 サーボスィ ツチ SW2のオ ンによるガルバノ ミ ラーの位置口 ックループを有効とし、 異常変更位置に置かれたガルバノ ミ ラー 2 0を強制的に中立位置に戻す復旧制御を行なうように してもよい。 図 2 5は図 2 3の実施例におけるプロセッサ 3 2によるラ ィ トビームのビーム位置制御の一例を示した動作フ口一図で あり、 リー ドビームのト ラ ツキング制御状態でシーク命令を 受けてリ一ドビームのみの ト ラ ッ クジャ ンプを行なう場合を 例にとっている。 [0167] まずステップ (以下 「ステップ」 は省略) S 1でサーボス イ ッチ S W 1がオ ン、 サーボスイ ッチ S W 2がオフとなるこ とで、 ト ラ ツキングエラ一信号 T E S 1 に基づいた位置サ一 ボループによる ト ラ ツキング制御状態にあり、 この状態でリ ー ドビームのみのト ラ ッ クジャ ンプ指令が行なわれるか否か を S 2で監視しており、 リードビームのト ラ ックジャ ンプが 指令されると S 3に進み、 まずサ一ボスイ ッチ S W 1をオフ し、 ト ラ ッキングエラー信号 T E S 1 に基づいた位置サーボ を解除する。 次に S 4に進み、 トラ ックジャ ンプがフォ ヮー ド方向かリバース方向かをチヱック し、 フォ ワード方向であ れば S 5に進み、 サーボスィ ツチ S W 3をオンし、 加算器 1 3 2を介して位置サーボループに強制的に制御信号 + Vを印 加し、 オープンループ制御によりガルバノ ミ ラ一 2 0を駆動 してリードビームを目標ト ラ ックに移動させる。 S 6にあつ ては、 リー ドビームの目標ト ラ ックへの到達の有無をチヱ ッ ク している。 即ち、 リー ドビームのト ラ ッキングエラー信号 T E S 1 のゼロク ロス回数のカウ ン トからビーム通過数を求 め、 目標ト ラ ッ クに対するディ フ ァ レンスがゼロになったと き目標ト ラ ックへの到達を判定する。 S 6で目標ト ラ ックへ のビーム到達が判別されると S 7に進み、 このときォン状態 にあるサーボスィ ツチ S W 2をオフし、 同時にサーボスィ ッ チ S W 1をォンしてト ラ ツキングエラ一信号 T E S 1 に基づ く位置サ一ボループによる トラ ッキング制御に入る。 [0168] —方、 S 4でト ラ ッ ク ジャ ンプがリバース方向であった場 合には S 8に進み、 この場合にはサーボスィ ツチ S W 4をォ ンしてリバース用の制御信号一 Vによるオープンループ制御 でガルバノ ミ ラー 2 0を駆動し、 目標ト ラ ックへの到達を S 9で判別すると S 7に進みサーボスィ ツチ S 4をオフした後 に、 サーボスィ ツチ S W 1をオンしてト ラ ッキングエラー信 号 T E S 1を用いた位置サ一ボル一プによる ト ラ ツキング制 御に入る。 [0169] 図 2 6は本発明のビーム位置制御の他の例を示した動作フ 口一図であり、 図 2 3の位置口ックループ側に設けた A Dコ ンバータ 1 3 8、 D Aコ ンバータ 1 4 0及び加算器 1 3 6の 機能を使用したビーム位置制御を行なう。 [0170] 図 2 6において、 まず S 1でサ一ボスィ ツチ S W 1がオ ン, S W 2がオフとなっている トラ ッキングエラ一信号 T E S 1 による位置サーボループに基づいたトラ ッキング制御中にあ り、 この状態で S 2に進み、 A Dコ ンバ一タ 1 3 8よりプロ セッサ 3 2はガルバノ位置信号 G P 0 Sを読取り、 次の S 3 で加算器 1 3 6から出力されるガルバノ位置信号 G P◦ Sが ゼロとなるように D Aコ ンバータ 1 4 0にオフセッ トデータ を出力し、 オフセッ ト信号 G L Kを加算器 1 3 6に出力する, 続いて S 4でライ トビームのシーク動作の有無をチエック しており、 ライ トビームのシーク動作が命令されると S 5に 進んでサーボスイ ッチ S W 1をオフし、 次の S 6でサーボス イ ッチ S W 2をオンする。 即ち、 シーク中は ト ラ ッキングェ ラー信号 T E S 1 による位置サーボループを解除し、 ガルバ ノ位置信号 G P 0 Sによる位置ロックループを有効とし、 ガ ルバノ ミ ラー 2 0を位置サーボ◦ Nと概ね同じ位置に保持し た状態でレンズァクチユエ一夕の駆動によりライ トビームの シーク動作を行なう。 このシーク動作中につき本発明にあつ ては、 S 7でシーク開始前の S 2 , S 3で得られたオフセッ トデータを D Aコ ンバータ 1 4 0にセッ ト して加算器 1 3 6 により位置ロ ックループに加えており、 従ってシーク中、 ガ ルバノ ミ ラー 2 0はオフセッ ト信号 G L Kに従ったオフセッ ト状態に位置口 ックされる。 [0171] S 8でライ トビームのシーク終了が判別されると S 9に進 んでサ一ボスィ ツチ S W 2をオフし、 次の S 1 0でサーボス イ ッチ S W 1をオンし、 S 1 1 に示すト ラ ツキングエラ一信 号 T E S 1 による位置サーボループに基づく ト ラ ツキング制 御に入る。 [0172] このような図 2 6のビーム位置制御にあっては、 ライ トビ ー厶のシーク中に位置口 ックループに ト ラ ッキング制御の際 のガルバノ位置信号 G P O Sをゼロとするオフセッ ト信号を 加えてォフセッ ト状態、 即ち ト ラ ツキングエラ一信号のゼロ 点位置にガルバノ ミ ラ一をオフセッ 卜 させているため、 ライ ト ビームのシーク ^了で リ一ドビームの ト ラ ッ キ ングエラ ー 信号に基づく位置サーボループを有効とした場合、 位置口 ッ クループによるオフセッ ト制御で目標ト ラ ッ クに対し概ね 4 分の 1 ト ラ ック以内の精度でリ一ドビームが位置決めできて おり、 シーク終了時のオン トラ ック状態のサーボ引込みを正 確に行なうことができる。 [0173] 尚、 図 2 5 , 2 6の位置サーボループと位置口 ックループ を組み合わせたガルバノ ミ ラー 2 0の駆動による リ 一 ドビー ムの位置制御以外に 2つのサーボループの適宜の組合せによ るビーム位置制御を行うことが可能である。 [0174] 以上説明してきたように本発明のさらに他の態様によれば、 ガルバノ ミ ラ一を異常偏向させてしまうようなリ ードビーム の制御異常を確実に検出して信頼性の高い光ディスク装置を 実現することができる。 [0175] 最後に、 図 2 7に示す本発明のさらに他の態様を説明する。 説明の前に、 図 1 5を参照しつつ図 3 0により従来の構成の 問題点についてさらに説明する。 図 3 0は従来の 2 ビーム制 御方式の構成図である。 図 3 0において、 まずリ ードビーム 制御部 4 8にはト ラ ッキングエラ一信号 T E S 1に基づいて リ ー ドビーム 1 2をト ラ ッキング制御する ト ラ ッキングエラ 一検出器 2 6、 位置サーボ回路 2 8、 加算器 4 4、 パワーァ ンプ 4 6及びァクチユエータコ イ ル 2 2で構成される位置サ 一ボル一プが設けられている。 [0176] またガルバノ ミ ラー 2 0の位置信号に基づいてガルバノ ミ ラー 2 0を中立位置に保持するため、 位置検出器 2 4、 位置 ロ ック回路 3 0、 加算器 4 4、 パワーアンプ 4 6及びァクチ ユエ一夕コイ ル 2 2でなるガルバノ位置口 ッ クループが設け られ、 リードビーム 1 2のシーク中に外乱振動を受けてもガ ルバノ ミ ラー 2 0を中立位置 (G P 0 S信号のゼロ点位置) に保つように位置 ック制御する。 [0177] 一方、 ラ イ ト ビーム制御回路 5 0 は、 ト ラ ツ キ ングェ ラ一 検出器 4 2からのト ラ ッキングエラ一信号 T E S 2によるレ ンズァクチユエータ 3 4の駆動でライ トビーム 1 4のト ラ ッ キング制御を行い、 またレンズァクチユエ一タ 3 4又は V C Mポジショナ 6 8の駆動でライ トビームのシーク動作を行な い、 更に、 レンズ位置検出器 6 2からのレンズ位置信号 L P 〇 Sにより レンズァクチユエータ 3 4を中立位置に保持する レンズ位置口ック制御を行うことができる。 [0178] ところで、 リードビームの戻り光からプッ シュプル法に従 つてト ラ ッキングエラー信号 T E S 1を検出している ト ラ ッ キングエラー検出器 2 6にあっては、 ト ラ ック中心に対し 2 分割受光器の受光部が対称となるように配置しているが、 レ ンズァクチユエータ 3 4により対物レンズ 1 0が中立位置か ら回動されると、 2分割受光部のト ラ ック中心に対する対称 関係が崩れ、 ト ラ ツ キ ングェ ラ一信号 T E S 1 にオ フセ ッ ト を生ずる。 このオフセッ トは、 図 3 0に示すように、 オフセ ッ ト補正用加算器 1 3 8を設け、 レンズ位置検出器 6 2から のレンズ位置信号 L P 0 Sを加算することによつて補正する ことができる。 [0179] しかしながら、 リードビームの ト ラ ッ キ ングエラー信号 T E S 1のオフセッ トは、 ガルバノ ミ ラー 2 0の偏向によつて も生じ、 レンズァクチユエ一夕 3 4によるオフセッ トに比べ 遙かに大きなォフセッ トを生ずる。 従って、 ライ ト ビーム 1 4に対しリ一ドビーム 1 2を独立に所定トラ ックを離れた異 なる位置に トラ ツキングさせる場合に、 ガルバノ ミ ラー 2 0 の偏向に起因したオフセ ッ ト により リ ー ドビーム 1 2がオフ トラ ックを起こす問題があった。 [0180] 本発明のさらに他の態様は、 このような従来の間題点に鑑 みてなされたもので、 ガルバノ ミ ラ一の偏向による リ一ドビ ームのオフセッ トを除去してト ラ ツキングの信頼性を向上す ることを目的とする。 [0181] 図 2 7は本発明のさらに他の態様の原理構成図である。 [0182] 本発明の態様では対物レンズ 1 0の位置信号 L P O Sを検 出するレンズ位置検出手段 6 2と ; ライ トビーム 1 4のトラ ッキングエラ一検出信号 T E S 2とレンズ位置信号 L P 0 S に基づいたレンズ駆動及び又はポジショナ駆動によりラィ ト ビーム 1 4を位置制御するラィ トビーム制御手段 5 0 と ; を 備えた光ディスク装置において、 本発明のリ一ドビーム制御 方式にあっては、 リ ードビーム 1 2のトラ ッキングエラー信 号 T E S 1にガルバノ位置信号 G P 0 Sを加算する第 1のォ フセ ッ ト補正手段 1 3 6を設けたことを特徵とする。 [0183] また第 1のオフセッ ト補正手段 1 3 6の出力に更にライ ト ビーム 1 4のレンズ位置信号 L P 0 Sを加算する第 2の補正 手段 1 3 8を設けるようにしてもよい。 更に、 主ビーム 1 4 はライ トビームであり、 副ビーム 1 2はリードビ一ムである ( このような構成を備えた本発明による光ディスク装置のリ ードビーム制御方式によれば、 ガルバノ ミ ラーの偏向に起因 した副ビームのト ラ ッキングエラー信号に生ずるオフセッ ト を確実に除去し、 ラィ トビームに対し所望の相対トラ ック差 だけ離れた位置にガルバノ ミ ラ一の駆動により ト ラ ッ キ ング させた際のオフ ト ラ ックを確実に防止することができる。 図 2 8は本発明による リ一ドビームとしてのリ一ドビーム から得られた ト ラ ッ キ ングエラ ー信号 T E S 1 のオフセ ッ ト を補正する回路機能を備えた光ディスク装置の実施例構成図 でめる α [0184] 図 2 8において、 この実施例にあってはライ トビーム、 リ 一ドビーム、 更にィ レーズビームの 3つを使用することから、 各ビームに対応してリ一ドビーム制御部 4 8、 ライ ト ビ一ム 制御部 5 0及びィ レーズビーム制御部 5 2が設けられる。 [0185] まず、 リー ドビーム制御部 4 8にはリードビーム 1 2をト ラ ッキング制御する位置サーボループと、 リー ドビームの位 置制御に使用するビームの向きを変えるビーム変向手段とし てのガルバノ ミ ラー 2 0を中立位置に保持するためのガルバ ノ位置口 ッ クループが設けられる。 [0186] リー ドビームのト ラ ツキング制御を行なう位置サーボル一 プは、 ト ラ ッキングエラ一検出器 2 6、 第 1のオフセッ ト補 正用加算器 1 3 6、 第 2 のオフセ ッ ト補正用加算器 1 3 8、 位相補償回路 ( P C回路) 2 8、 サーボスイ ッ チ S W 1、 加 算器 4 4、 パワーアンプ 4 6及びァクチユエ一夕コ イ ル 2 2 で形成される。 こ こでァクチユエータコ イ ル 2 2は図 2 7の 原理図に示した変向駆動手段としてのガルバノ ミ ラ一駆動手 段に相当する。 [0187] ト ラ ツキングェラ一検出器 2 6は 2分割受光器 1 0 0 と減 算器 1 3 0で構成され、 ラィ トビームの戻り光に基づきファ 一フ ィ ール ド法に従ってトラ ッキングエラ一信号 T E S 1を 出力する。 第 1のオフセッ ト補正用加算器 1 3 6に対しては 後の説明で明らかにするガルバノ位置信号 G P 0 Sが加算さ れる。 第 2のオフセッ ト補正用加算器 1 3 8にはライ トビー ム制御部 5 0側からのレンズ位置信号 L P 0 Sが加算される c 位相補償回路 2 8はサーボ帯域の高域部分のゲイ ンを上げて 進み位相補償を施す。 サーボスィ ツチ S W 1はリードビーム のト ラ ツキング制御の際にオンされ、 シーク時にオフされる c [0188] —方、 ガルバノ ミ ラ ー 2 0を中立位置に保持するガルバノ 位置口 ックル一プは、 位置検出器 2 4、 位相補償回路 3 0、 サーボスィ ツ チ S W 2、 加算器 1 4 2、 加算器 4 4、 パワー アンプ 4 6及び了クチユエータ コ イ ル 2 2で形成される。 位 置検出器 2 4は 2分割受光器 1 0 6 と減算器 1 3 4を有し、 図 6に示した特性のガルバノ位置信号 G P 0 Sを出力する。 サーボスィ ツチ S W 2はト ラ ツキング制御時にオフ、 シーク 時にオンされる。 加算器 1 4 2に対しては D Aコ ンバータ 1 4 0の出力が与えられ、 例えばライ トビームに対し相対的に リ一ドビー厶を異ならせた位置に位置決めさせる際のオフセ ッ ト信号を出力する。 [0189] 次にラ イ ト ビーム制御部 5 0 にはレンズァクチユエ一夕 3 4— 1 によりライ トビー厶 1 4をトラ ツキング制御するため の位置サ一ボループと、 V C Mポジショナ 6 8の駆動により レンズ了クチュェ一タを中立位置に保持するための位置口 ッ クループが設けられる。 まずライ ト ビー厶をトラ ツキング制御するための位置サー ボループは、 ト ラ ッキングエラー検出器 4 2、 位相補償回路 1 5 6、 サーボスィ ッ チ 3^¥ 3、 加算器 1 5 8、 ノヽ。ヮ一ア ン プ 1 6 0及びレンズァクチユエータ 3 4— 1で形成される。 ト ラ ツキングエラ一検出器 4 2は 2分割受光器 1 1 7 と減算 器 1 5 4により構成され、 ライ トビーム 1 4の戻り光からプ ッ シュプル法に従ってト ラ ツキングェラ一信号 T E S 2を検 出する。 サーボスイ ッ チ SW 3はラ イ ト ビームの ト ラ ツ キ ン グ制御時にォン、 シーク時にオフされる。 加算器 1 5 8に対 してはサーボスイ ッチ SW 4を介してレンズシークのための DAコ ンバータ 1 6 2の出力が与えられる。 即ち、 レンズシ ーク時にはサ一ボスィ ツチ SW 3をオフ、 サーボスィ ツチ S W 4をオンし、 プロセッサ 3 2の制御で D Aコ ンバータ 1 6 2よりレ ンズシーク信号をレ ンズァクチユエータ 3 4 - 1 に 与えて速度制御により レンズシークを行なわせる。 [0190] 一方、 レンズァクチユエータを中立位置に保っための V C Mポジショナ 6 8による位置ロ ッ クループ (ダブルサーボ) は、 レンズ位置検出器 6 2、 位相補償回路 1 4 6、 サーボス イ ッチ S W 5、 加算器 1 4 8、 パワーアンプ 1 5 0及び V C Mポジショナ 6 8で形成される。 レ ンズ位置検出器 6 2は 2 分割受光器 6 2— 1 と減算器 1 4 4を備え、 第 6図に示した と同様な特性をもつレンズ位置信号 L P 0 Sを出力する。 サ 一ボスィ ツチ SW 5は ト ラ ツキング制御時にオ ン、 シーク時 にオフされる。 加算器 1 4 8に対しては DAコ ンバータ 1 5 2の出力が与えられる。 D Aコ ンバータ 1 5 2はポジショナ シークに使用される。 例えばポジショナシーク時にあっては サ一ボスイ ッ チ S W 5をオフし、 プロセッサ 3 2より D Aコ ンバ一タ 1 5 2を介してポジショナシーク信号を V C Mポジ ショナ 6 8に与え、 ポジショナシークを行なう。 [0191] 更にィ レーズビーム制御部 5 2 については、 ラ イ ト ビーム 制御部 5 0におけるレンズァクチユエ一夕 3 4— 1に对する 制御系と同じ回路がィ レーズビーム専用のレンズァクチユエ ータ 3 4— 2に対し設けられている。 [0192] 図 2 8の実施例から明らかなように、 リードビーム制御部 4 8に設けたト ラ ツキングェラ一検出器 2 6からのト ラ ツキ ングェラ一検出信号は、 第 1のオフセ ッ ト補正用加算器 1 3 6において、 ガルバノ位置検出器 2 4からのガルバノ位置信 号 G P 0 Sの加算を受け、 ガルバノ ミ ラー 2 0の偏向により 生じた ト ラ ッキングエラー信号 T E S 1のオフセッ トを除去 する。 [0193] 図 2 9は時間の経過に対し一定速度でガルバノ ミ ラー 2 0 を回動したときのガルバノ位置信号 G P 0 S及びト ラ ツキン グェラ一検出信号 T E S 1、 更に補正された トラッキングェ ラー検出信号 C R T E Sを示したオフセ ッ ト処理説明図であ る o [0194] 図 2 9において、 ガルバノ位置信号 G P 0 Sがゼ口となる ガルバノ ミ ラー 2 0の中立位置にあっては、 トラ ツキングェ ラ一信号 T E S 1に生ずるォフセッ トは略ゼロとなっている が、 ガルバノ ミ ラ一 2 0が偏向して、 例えば図示のようにガ ルバノ位置信号 G P 0 Sがプラス側からマイ ナス側に直線的 に変化した場合、 このガルバノ位置信号 G Ρ 0 Sの変化と逆 向きに ト ラ ッ キ ングエラ一信号 R T E Sのオ フセ ッ トが変化 する。 [0195] そこで本発明にあっては、 図 2 8の第 1のオフセ ッ ト補正 用加算器 1 3 6でト ラ ッキングェラ一信号 T E S 1 にガルバ ノ位置信号 G Ρ 0 Sを加算することで、 ガルバノ ミ ラー 2 0 の偏向に対しオ フセ ッ トを除去したオフセ ッ ト補正信号 C R T E Sを得ることができる。 [0196] 5 [0197] 更に図 2 8の実施例にあっては、 第 2のオフセ ッ ト補正用 加算器 1 3 8においてレンズ位置検出器 6 2で検出したレン ズァクチユエータ 3 4 - 1 のレンズ位置信号 L Ρ 0 Sを加算 することで、 レンズァクチユエータ 3 4— 1の回動、 即ち対 物レンズ 1 0— 1の回動により リードビームのオフセッ トェ ラ一検出信号 T E S 1 に生ずるオフセッ ト も除去するように している。 [0198] 尚、 本発明は図 2 8の実施例に限定されず、 少なく とも リ 一ドビー厶のト ラ ッキングエラー信号 T E S 1 にガルバノ位 置信号 G Ρ 0 Sを加算してガルバノ ミ ラ一 2 0の偏向による オフセ ッ トを補正する手段を有するものであれば、 適宜の構 成の光ディスク装置につきそのまま適用することができる。 [0199] また上記の実施例は光磁気ディスクを例にとるものであつ たが、 記録ピッ トの物理的な形成を行なう光ディスクについ てもそのまま適用することができる。 [0200] 以上説明してきたように本発明のさらに他の態様によれば、 ガルバノ ミ ラ 一の偏向により リ ー ドビームのト ラ ッキ ング制 御を行なつても、 ガルバノ ミ ラ一の偏向による ト ラ ッキング ェラ一信号のオフセッ トをガルバノ位置信号の加算により確 実に除去し、 リードビームにつきオフ トラ ックを起こすこと のない信頼性の高い光デイ スク装置を実現することができる c 産業上の利用分野 [0201] 本発明による光ディスク装置のビ一ム位置制御方式によれ ば、 リードビーム又はライ トビームの独立したトラ ッキング にガルバノ ミ ラ一を使用して、 1つの対物レンズを通してラ ィ トビームと リー ドビームを媒体に照射して書込みと読出し を同時に可能としているので、 光ディスク装置のビーム位置 制御として産業上の利用分野は広範囲である。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1. ビームにより媒体 ( 1 6 ) に情報の書込みと読出しを 行う光学へッ ド ( 1 8) と、 対物レンズ ( 1 0 ) の駆動により複数のビームを同時に媒 体ト ラ ックを横切る方向に移動させるレンズ駆動手段 ( 3 4 ) と、 ビームの向きを変える変向手段 ( 2 0 ) を駆動してビーム を媒体ト ラ ックを横切る方向に移動させる変向駆動手段 ( 2 2 ) と、 前記変向手段 ( 2 0 ) の位置を検出して位置信号 (GP O S) を出力する位置検出手段 (2 4 ) と、 ビームの媒体戻り光に基づいて検出した ト ラ ッ キ ングエラ 一信号 (TE S 1 ) を出力する ト ラ ッ キ ングエラ一検出手段 ( 2 6 ) と、 前記ト ラ ツキングェラ一信号 (T E S 1 ) に基づき前記変 向手段 ( 2 0 ) を駆動してビームをト ラ ツキング制御する位 置サーボ手段 ( 2 8) と、 前記位置信号 (GP O S) に基づいて前記変向手段 ( 2 0 ) を所定の位置に保持するように制御する位置口ック手段 ( 3 0 ) と、 を備えた光ディスク装置のビーム位置制': in装置において、 前記位置サーボ手段 ( 2 8) による位置サーボ動作を才ン、 オフする第 1サーボスイ ッチ (SW 1 ) と、 前記位置口 ッ ク手段 ( 3 0 ) による位置ロ ッ ク動作をオ ン、 オフする第 2サーボスイ ッチ (SW2) と、 ビーム位置の制御状態に応じて前記第 1及び第 2サーボス イ ッチ (SW 1 , SW2 ) のオン、 ォフを制御することによ り、 位置サーボ動作と位置 πック動作の両方又は何れか一方 を有効とするか、 さらに両方を無効とするように切替制御す る制御手段 (3 2 ) と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置のビーム位置制 御方式。 2. 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 前記第 1サーボスィ ツチ (S W 1 ) をオフ して位置サーボ動作を解除する時は、 前記 第 2サーボスイ ッチ (SW2) をオンして位置口 ッ ク動作を 有効とするようにした請求項 1に記載の光ディスク装置のビ ーム位置制御方式。 3. 前記制御手段 ( 3 2) は、 ビームのシーク動作を終了 して目標ト ラ ックに引き込む際には、 第 1及び第 2サーボス イ ッチ (SW 1 , SW2) をオンして位置サーボ動作と位置 ロ ック動作の両方を有効とし、 引き込みが完了すると前記第 2サ一ボスイ ッチ (SW2 ) をオフして位置サ一ボ動作のみ に切り替えるようにした請求項 1に記載の光ディスク装置の ビーム位置制御方式。 4. 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 リードビーム ( 1 2 ) の位 置サ一ボ動作中にラ イ ト ビーム ( 1 4) のみをト ラックジャ ンプさせる際には、 前記サ一ボスィ ツチ ( S W 1 ) をト ラ ッ ク ジャ ンプの終了までォフ し、 ト ラ ッ クジャ ンプ中における リ一ドビーム ( 1 2) の位置サーボ動作及び位置 αッ ク動作 の両方を解除し、 前記変向手段 (2 0 ) による制御を行わな いようにする請求項 1に記載の光ディスク装置のビーム位置 制御方式。 5. 前記変向駆動手段 ( 2 2 ) は、 フォ ヮ一ド方向の駆動 信号 (+V) を印加する第 3サ一ボスイ ッチ (SW3) と、 リバース方向の駆動信号 (一V) を印加する第 4サ一ボスィ ツチ (SW4) をさらに備え、 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 リードビーム ( 1 2 ) の位置サ ーボ動作中に前記リードビーム ( 1 2 ) のみをト ラ ックジャ ンプさせる際には、 前記サーボスイ ッチ (SW 1 ) をオフ し て位置サーボ動作及び位置口 ック動作の両方を解除した状態 で、 前記第 3サーボスィ ツチ (SW3) 又は第 4サ一ボスィ ツチ (SW4) をオ ン、 オフ制御するようにした請求項 1に 記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。 6. 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 前記サーボスィ ツチ (SW 1 ) をオ ンしてリードビーム ( 1 2 ) の位置サ一ボ動作を行 つている際に、 前記位置検出手段 ( 2 4) からの位置信号 (GP O S) を取り込み、 前記位置信号 (G P O S) をゼロ とするオフセッ ト信号 (G LK) を求め、 さらに、 ライ トビーム ( 1 4) のみをト ラ ッ クジャ ンプさ せる際には、 前記サーボスイ ッチ (SW 1 ) をト ラ ックジャ ンプの終了までォフして ト ラ ックジャ ンプ中における リ一ド ビーム ( 1 2 ) の位置サーボ動作を解除し、 同時に前記オフ セッ ト信号 (G LK) を印加して前記変向手段 ( 2 0 ) をォ フセッ ト状態に位置口ック制御し、 さらに、 ト ラ ックジャ ンプの終了により前記第 2サーボス イ ッチ (SW2 ) をオフするとともに前記第 1サ一ボスィ ッ チ (SW 1 ) をオンして位置サーボ動作に切り替えるように した請求項 1に記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。 7. 前記変向駆動手段 ( 2 2 ) にフ ォ ヮ一ド方向の駆動信 号 (+V) を印加する第 3サーボスイ ッチ (SW3) と、 リ バース方向の駆動信号 (一V) を印加する第 4サ一ボスイ ツ チ (SW4) を備え、 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 上位装置からリードビーム ( 1 2 ) とライ トビーム ( 1 4) の位置ずれに対して異なるディ フ ァ レンスのシーク命令を受けた場合に、 前記シーク命令に おけるライ トビ一ム ( 1 4) のディフ ァ レンスがゼロであつ た時には、 前記サーボスィ ツチ (SW 1 ) をオフしてリ ード ビーム ( 1 2 ) の位置サーボ動作及び位置口ック動作の両方 を解除した状態において、 前記第 3サ一ボスィ ツチ (SW3) 又は第 4サーボスイ ッチ (SW4) を制御するようにした請 求項 1に記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。 8. 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 上位装置から リードビーム ( 1 2 ) とライ トビーム ( 1 4) の位置ずれに対して異なる ディフ ァ レンスのシーク命令を受けたときに、 前記シーク命 令におけるライ トビーム ( 1 4) のディ フ ァ レンスがゼロで なかった時には、 前記サ一ボスィ ツチ (SW 1 ) のオンによ る リードビーム ( 1 2 ) の位置サーボ動作状態にて前記位置 検出手段 ( 2 4) からの位置信号 (GP O S) を取り込み、 前記位置信号 (GP O S) を位置口ック状態で位置が変わら ないようにオフセッ ト信号を求め、 さらにリー ドビーム ( 1 2 ) とラ イ ト ビ一ム ( 1 4 ) のディ フ ァ レンスの差に相当す るオフセッ トを加えて新たなロ ック位置とするォフセッ ト信 号 (G L K) を求め、 さらに前記ラィ トビーム ( 1 4) のトラ ックジャ ンプ中は 前記サーボスィ ツチ (SW 1 ) をオフしてリードビーム ( 1 2 ) の位置を解除し、 同時に前記オフセ ッ ト信号 (GLK) を印加して前記変向手段 ( 2 0 ) をオ フセ ッ ト状態に位置口 ック制御し、 さらに ト ラ ックジャ ンプの II了により前記第 2サーボスィ ツチ (SW2 ) をオフするとともに前記第 1サーボスイ ッチ (SW 1 ) をオンして位置サーボ動作に切り替えるようにし た請求項 1に記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。 9. 前記リードビーム ( 1 2 ) をラ イ ト ビームとし、 前記 ライ トビーム ( 1 4 ) をリードビームとした逆の関係で構成 する請求項 1乃至 8に記載の光ディスク装置のビーム位置制 ιίΡ¾式。 1 0. 1つの対物レンズ ( 1 0 ) にライ トビーム ( 1 4 ) と リ ー ドビーム ( 1 2 ) を含む少なく とも 2本のビームを通 し、 前記複数のビームにより同時に媒体 ( 1 6 ) に情報の書 込みと読出しを行う光学へッ ド ( 1 8) と、 前記対物レンズ ( 1 0 ) の駆動により前記複数のビームを 同時に媒体のト ラ ックを横切る方向に移動させるレンズ駆動 手段 ( 3 4 ) と、 ガルバノ ミ ラー ( 2 0 ) の駆動により前記リ一ドビーム ( 1 2 ) のみを媒体 ( 1 6 ) のト ラ ックを横切る方向に移動 させるガルバノ ミ ラ一駆動手段 (2 2) と、 前記ガルバノ ミ ラ一 (2 0) の位置を検出してガルバノ位 置信号 (GP O S) を出力する位置検出手段 ( 2 4) と、 前記リードビーム ( 1 2) の媒体 ( 1 6 ) からの戻り光に 基づいて検出したト ラ ッキングエラ一信号 (T E S 1 ) を出 力する ト ラ ッキングエラ一検出手段 ( 2 6 ) と、 前記ト ラ ツキングエラ一信号 (T E S 1 ) に基づいた前記 ガルバノ ミ ラ一 (2 0 ) を駆動してリ ー ドビーム ( 1 2 ) を ト ラ ツキング制御する位置サーボ手段 ( 2 8) と、 前記ガルバノ位置信号 (GP O S) に基づいて前記ガルバ ノ ミ ラ一 (2 0) を所定の位置に保持するように位置口ック 制御する位置ロック手段 (3 0 ) と、 前記リードビーム ( 1 2 ) のト ラ ツキング制御時にォンし て前記位置サ一ボ手段 (2 8) を有効とする第 1サーボスィ ツチ ( S W 1 ) と、 前記リードビーム ( 1 2 ) のト ラ ツキング制御の解除時に ォンして前記位置口ック手段 ( 3 0 ) を有効とする第 2サー ボスイ ッチ (SW2 ) と、 を備えた光ディスク装置のビーム位置制御装置において、 前記位置検出手段 (2 4) から出力されるガルバノ位置信 号 (G P O S) にオフセッ ト信号 (GP O F) を加算するォ フセッ ト加算手段 ( 1 3 6 ) と、 装置の電源投入時或いはリ トライ時に、 前記サーボスィ ッ チ (SW2 ) のオンによりガルバノ位置 ック制御を有効と した状態で前記ガルバノ位置信号 (G P O S) を読み込んで 前記ガルバノ位置信号 (G P O S) をゼロとするオフセッ ト 信号 (G P 0 F ) を求め、 ラ イ ト ビーム ( 1 4 ) >シーク中 に前記オフセッ ト加算手段 ( 1 3 6 ) に出力する制御手段 ( 3 2 ) と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置のビーム位置制 御方式 1 1. ビームにより媒体 ( 1 6 ) に情報の書込みと読出し を行う光学へッ ド ( 1 8) と、 対物レンズ ( 1 0 ) の駆動により複数のビームを同時に媒 体ト ラ ッ クを橫切る方向に移動させるレンズ駆動手段 ( 3 4 ) と、 ビームの向きを変える変向手段 ( 2 0 ) を駆動してビーム を媒体ト ラ ックを横切る方向に移動させる変向駆動手段 ( 2 2 ) と、 前記変向手段 ( 2 0 ) の位置を検出して位置信号 (G P 0 S) を出力する位置検出手段 (2 4 ) と、 ビームの媒体戻り光に基づいて検出した ト ラ ッキングエラ 一信号 (T E S 1 ) を出力する ト ラ ッ キ ングエラ —検出手段 ( 2 6 ) と、 前記ト ラ ツキングェラ一信号 (T E S 1 ) に基づき前記変 向手段 ( 2 0 ) を駆動してビームをト ラ ツキング制御する位 置サーボ手段 ( 2 8) と、 前記位置信号 (G P O S) に基づいて前記変向手段 ( 2 0 ) を所定の位置に保持するように制御する位置口 ック手段 ( 3 0 ) と、 を備えた光ディスク装置のビーム位置制御装置において、 前記位置サ一ボ手段 ( 2 8 ) による位置サーボ動作をォン、 オフする第 1サ一ボスイ ッチ ( SW 1 ) と、 前記位置口ック手段 ( 3 0 ) による位置口ック動作をォン、 オフする第 2サーボスイ ッチ (SW 2 ) と、 ビーム位置の制御状態に応じて前記第 1及び第 2サ一ボス イ ッチ ( SW 1 , S W 2 ) のオン、 オフを制御することによ り、 位置サーボ動作と位置ロ ッ ク動作の両方又は何れか一方 を有効とするか、 さらに両方を無効とするように切替制御す る制御手段 ( 3 2 ) と、 前記ト ラ ッキングエラ一信号 (T E S 1 ) の異常を検出し て前記制御手段 ( 3 2 ) に通知する第 1異常検出手段 ( 2 0 0 ) と、 前記変向手段 ( 2 0 ) の位置信号 (G P O S ) の異常を検 出して前記制御手段 ( 3 2 ) に通知する第 2異常検出手段 ( 3 0 0 ) と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置のビーム位置制 御 式。 1 2. 前記制御手段 ( 3 2 ) は、 前記第 1及び第 2の異常 検出手段 ( 2 0 0 . 3 0 0 ) から異常検出通知を受けた際に- 前記第 1 サーボスイ ッチ ( SW 1 ) のオフによりビームの ト ラ ツキング制御を解除し、 前記解除後に前記第 2サーボスィ ツチ ( SW 2 ) をオンして位置1□ ック制御により前記変向手 段 ( 2 0 ) を所定位置に戻すようにした請求項 1 1 に記載の 光ディスク装置のビーム位置制御方式。 1 3. 前記第 1及び第 2の異常検出手段 ( 2 0 0 , 3 0 0 ) は、 信号振幅が正負のしきい値レベルを越えたときに異常検 出出力を生じるウイ ン ドコ ンパレ一タを備えた請求項 1 1に 記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。 1 4. 1つの対物レンズ ( 1 0 ) にライ ト ビーム ( 1 4) と リ ードビーム ( 1 2 ) を含む少なく とも 2本のビームを通 し、 前記複数のビームにより同時に媒体 ( 1 6 ) に情報の書 込みと読出しを行う光学へッ ド ( 1 8) と、 前記対物レ ンズ ( 1 0 ) の駆動により前記複数のビーム ( 1 2 . 1 4) を同時に媒体 ( 1 6 ) のト ラ ックを横切る方 向に移動させるレンズ駆動手段 (3 4) と、 ビームの向きを変えるビーム変向手段 ( 2 0 ) の駆動によ り前記リー ドビーム ( 1 2 ) のみを媒体 ( 1 6 ) のト ラ ック を横切る方向に移動させる変向駆動手段 ( 2 2 ) と、 前記ビーム変向手段 ( 2 0 ) の位置を検出して位置信号 (G P O S) を出力する位置検出手段 ( 2 4) と、 前記リ ー ドビーム ( 1 2 ) の媒体 ( 1 6 ) からの戻り光に 基づいて検出した ト ラ ッキングエラ一信号 (T E S 1 ) を出 力する ト ラ ッキングエラー検出手段 ( 2 6 ) と、 前記ト ラ ツキングエラ一信号 (T E S 1 ) に基づいた前記 ビーム変向手段 ( 2 0 ) を駆動してリ ー ドビーム ( 1 2 ) を ト ラ ッキング制御する位置サーボ手段 ( 2 8) と、 前記ビーム変向手段の位置信号 (G P O S) に基づいて前 記ビーム変向手段 ( 2 0 ) を所定の位置に保持するように位 置ロ ッ ク制御する位置口ッ ク手段 ( 3 0 ) と、 前記対物レンズ ( 1 0 ) の位置信号 (L P O S) を検出す るレ ンズ位置検出手段 ( 6 2 ) と、 ライ トビー厶 ( 1 4) のト ラ ッキングエラ一検出信号 (W TE S) とレンズ位置信号 (L P O S) に基づいたレンズ駆 動及びポジショナ駆動によりライ トビーム ( 1 4 ) を位置制 御するライ トビーム制御手段 ( 5 0 ) と、 を備えた光ディスク装置のビーム位置制御装置において、 前記リ ードビーム ( 1 2 ) の ト ラ ッキングエラ一信号 (R TE S) にガルバノ位置信号 (GP O S) を加算する第 1の オフセッ ト補正手段 ( 1 3 6 ) を備えたことを特徴とする光 ディスク装置のビーム位置制御方式。 1 5. 前記第 1のオフセッ ト補正手段 ( 1 3 6 ) の出力に, さらに前記ラ イ トビームのレンズ位置信号 (L P O S) を加 算する第 2の補正手段 ( 1 3 8) を備える請求項 1 4に記載 の光ディスク装置のビーム位置制御方式。
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引用文献:
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法律状态:
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